阪神藤川球児監督(45)がルーキーに「愚痴るな」指令を出した。昨年に続き、新人合同自主トレ初日を視察。グラウンドで1人1…
阪神藤川球児監督(45)がルーキーに「愚痴るな」指令を出した。
昨年に続き、新人合同自主トレ初日を視察。グラウンドで1人1人とがっちり握手した後、7人の選手へ呼びかけた。
「まずは素直にやることかな。愚痴とか、なんであの選手がチャンスがあって、とこれから出てくるかもしれない。そういうのは一切聞かない。自分がうまくなることだけやってください。必ず見ているので大丈夫ですから」
例え不満があっても、周囲や環境のせいにせず、自分が成長することだけに集中する。「プロの登竜門として、心構えとして素直になること」。その大切さは、指揮官も現役時代から痛感してきた。
「自分自身もそうですね。自分が伸びていくところが止まった時もあったし、それから年齢を重ねるにつれて素直になって、またもう1つ、2つ自分のステージが上がるということもあった」
真っすぐにまい進する選手が増えれば、チームも自然と活性化していく。「愚痴が出ているようでは成長が止まりますから。そういった選手が近くにいれば離れてほしい。常にそういうものを浄化したいと思って組織づくりをしていますから」。強く、前向きな猛虎軍団を目指す。
訓示では「けがをしないように」と始め「今までやってきた練習もあると思うけど、タイガースで覚えていったほうがここから先伸びていける」ともアドバイスした。選手の成長を後押しするように、春季キャンプでは宜野座組と具志川組の入れ替えも、昨年より増えて行きそうだ。「宜野座キャンプと具志川キャンプというのは、1軍2軍はありませんから。1日、2日で交代することもありますから」。素直に野球と向き合っていけば、誰にでもチャンスがある。【磯綾乃】