◆第60回シンザン記念・G3(1月12日、京都競馬場・芝1600メートル) 節目の数字にとらわれない。デビュー3年目の吉…
◆第60回シンザン記念・G3(1月12日、京都競馬場・芝1600メートル)
節目の数字にとらわれない。デビュー3年目の吉村は、5日の京都5RでJRA通算100勝を達成。20歳の誕生日の翌日に大台に乗った。初年度から33勝を挙げ、2年目は66勝と勝ち星は倍増。それでも「数乗って、いい馬に乗せていただいていますからね。昨年より勝つことは当たり前だと思います」と先を見据えた。
ルーキーイヤーから、大舞台で存在感を示している。G1初騎乗だった24年朝日杯FSでは、ランスオブカオスで9番人気3着と激走。翌年、その愛馬とチャーチルダウンズCで人馬ともに重賞初制覇を成し遂げた。わずか約1か月後、カナルビーグルでユニコーンSも勝利。2年目で重賞2勝と、着実に力をつけている。
シンザン記念は4戦連続のコンビとなるクールデイトナ(牡3歳、栗東・宮地貴稔厩舎、父フォーウィールドライブ)と挑む。初騎乗だった未勝利戦、こうやまき賞と3戦2勝で好相性だ。前走の道中は3、4番手を追走。脚を温存すると、直線では小刻みに末脚を伸ばして、計ったようにゴール前で捉えた。
吉村は「いい位置を取って、いい脚を使う王道の競馬ができる馬。折り合って脚をためれば、末脚はいいものを持っている」と手応えを感じ取る。レースセンスが光る優等生を導き、自身3つ目の重賞タイトルを狙う。(松ケ下 純平)