8球団で7日、新人たちが入寮した。DeNAの6選手は神奈川・横須賀市の「青星寮」へ。ドラフト3位の宮下朝陽内野手(21=…

8球団で7日、新人たちが入寮した。DeNAの6選手は神奈川・横須賀市の「青星寮」へ。ドラフト3位の宮下朝陽内野手(21=東洋大)は祖母順子さん(79)の言葉を胸に、プロの道を歩み始める。

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緊張している様子はあったが、どこかうれしそうでもあった。宮下は「小さい頃から夢であったプロ野球選手っていうスタートラインに、今日改めて立てた。これからがすごい楽しみという気持ち」と決意を語った。

入寮前、祖母順子さんからかけられた言葉が強く印象に残っている。

「勘違いするな。髪を伸ばしたり、染めたりっていうのをしないで、ちゃんと野球に向き合いなさい」

宮下は誓う。「髪は染めないで。ロン毛はなしでいきます」。昨年12月の新入団選手発表会と比べて、少し伸びた髪の毛には、パーマをかけたが「最低限、このくらいで」と笑みを浮かべた。

初心を忘れずに、歩みを進める。「(祖母は)当たり前のことをちゃんと言ってくれる。大人になるにつれて、そういうことを言ってくれる人はあまりいなくなってくるので、大事な言葉です」と感謝を込めて言った。「学生と違って野球が仕事になる。野球にしっかり向き合いたい」と金言をしっかり心にとどめた。

この日は、御朱印帳を手に入寮。神奈川・鎌倉市の佐助稲荷神社を訪れ、御朱印をもらってから来たという。プロ野球選手として始まりの日、何を願ったのか-。「言ったら、たぶんかなわないので内緒にします」と胸の内に秘めた。「プロ野球選手は体が大事。けがをしない体を作って自分のペースで。自分のやれることをしっかりやって、開幕1軍に入れるように頑張りたい」。新たな舞台でも誘惑に負けず、野球に向き合い続ける。【山本佳央】