<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー):大阪国際2-1古川学園>◇7日◇第3日◇女子2回戦◇東京体育館女子は米沢中…

<バレーボール全日本高校選手権(春高バレー):大阪国際2-1古川学園>◇7日◇第3日◇女子2回戦◇東京体育館

女子は米沢中央(山形)が、安来(島根)にストレート勝ちし、4年ぶりの3回戦進出を決めた。エース岡崎芽依(3年)が抜群の攻撃力で得点を量産。逆転勝利を呼び込んだ初戦に続き、チームをけん引。相棒的存在でもある深沢紅(こう、3年)とともに最後まで明るい雰囲気をつくり上げ、流れを渡さなかった。古川学園(宮城)は大阪国際に競り負けた。男子は雄物川(秋田)が3回戦に進み、東北(宮城)は東山(京都)にストレート負けで敗退した。

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泣いても、泣いても涙が止まらなかった。古川学園は第1Sを先取されたが、攻撃の軸である中川いちの(3年)を中心に反撃。なんとかフルセットに持ち込むも、相手のブロックや隙をついたスパイクに苦しみ、力尽きた。大阪国際とは初めての顔合わせ。中川は「相手の思った以上の落ち着きに焦ってしまって、つながらなかったり、強みのコンビバレーを全部出し切れませんでした」と涙声で話した。

ここに全てを懸けた。23年の春高での優勝以来、全国制覇から遠ざかっている同校。1年生からコートに立つ中川は、夢半ばで涙をのんできた。「3年間ずっと負け続けてきたので、最後は今までの集大成として3年間の思いを全部ぶつけるつもりでした」。だが、最後も悔し涙の幕切れだった。それでも、前に進まなくてはいけない。「悔やんでも高校バレーは終わってしまったので、この悔しさをバネに、技術もメンタル面も成長していきたいです」と涙を拭った。

卒業後は筑波大に進学する予定だ。「将来は日の丸を背負う選手になりたいです」と力強く言った。この悔しさを胸に刻み、一回りも、二回りも成長してみせる。【木村有優】