ドジャース大谷翔平投手(31)が昨年、最もスポーツの賭け対象となった選手だと、ロサンゼルスタイムズ紙が6日(日本時間7日…
ドジャース大谷翔平投手(31)が昨年、最もスポーツの賭け対象となった選手だと、ロサンゼルスタイムズ紙が6日(日本時間7日)、報じた。賭け業者「BetMGM」のスポーツベッティングで試合結果に最も賭けられた競技はNFLだったが、個人選手ではMLBの大谷となった。2位はNFLイーグルスのサクオン・バークリーだった。
スポーツのブックメーカー「シーザーズスポーツ」は昨年のワールドシリーズで、大谷について次の8つのプロップベット(個別要素に対する賭博)を提供していた。
先頭打者本塁打を打つか?
7打点以上を挙げるか?
10安打以上を記録するか?
470フィート(約143メートル)以上の本塁打を打つか?
5本塁打以上を放つか?
サヨナラ安打を放つか?
同じ試合で2本塁打を放ち、かつ10奪三振を記録するか?
シリーズで20奪三振を記録するか?
いずれも達成はならなかった。
メジャーリーガーで2番目に賭けられたのは、アーロン・ジャッジ(ヤンキース)だった。3位以下はカイル・シュワバー(フィリーズ)、カル・ラリー(マリナーズ)、ブラディミール・ゲレロ(ブルージェイズ)、フアン・ソト(メッツ)、ピート・アロンソ(メッツ)、エリー・デラクルス(レッズ)、ライリー・グリーン(タイガース)、ブライス・ハーパー(フィリーズ)と続いた。
大リーグではプロップベットが問題視されている。昨年11月、ガーディアンズのエマニュエル・クラセ投手、ルイス・オルティス投手が不正投球の疑いで起訴された。特定の状況でボール球を投げるか、どの球速で投げるかの賭けで、検察側は賭け客が数十万ドルを得て、見返りとしてクラセとオルティスに数千ドルを支払っていたと主張している。
検察は昨年12月、裁判所に対し、3度のオールスター選出歴を持つクラセは、起訴状にある4つの罪すべてで有罪となった場合、連邦量刑ガイドラインに基づき87~108カ月、最大で9年の懲役刑となる可能性が高いと伝えた。両投手はMLBから永久追放になる可能性もある。
クラセとオルティスが起訴された翌日、米大リーグ機構は、こうした投球に関するプロップベットの上限を200ドルに制限することで、スポーツブック運営会社と合意したと発表した。同機構によると、これらの運営会社は「米国の賭博市場の98%以上」を占めているという。
同機構は「多くのプロップベットは1人だけに左右されるものではない」と指摘した。大谷が本塁打を打つかどうかは、投手がどう攻めるかに大きく依存するとした。「しかし、『マイクロベット』と呼ばれる投球単位(ストライクかボールか等)の市場は、単独の選手によって決められ、試合結果には影響しない場合もある1回限りの事象に焦点を当てるため、より公正性のリスクを伴う」と声明の中で述べていた。