J1清水エスパルスは7日、静岡市内で新体制発表会見を行った。吉田孝行新監督(48)を迎えた今季は11選手が新加入。来日前…
J1清水エスパルスは7日、静岡市内で新体制発表会見を行った。吉田孝行新監督(48)を迎えた今季は11選手が新加入。来日前のDFパク・スンウク(28)と体調不良のMF土居佑至(18)を除く9選手が出席し、それぞれ抱負を語った。韓国代表FWオ・セフン(26)は町田から期限付き移籍で加入。23年の在籍時以来3シーズンぶりに「復帰」した期待の助っ人が、新エースに名乗りを上げる。
◇ ◇ ◇
スケールアップした韓国人助っ人が、再びオレンジのユニホームに袖を通した。オ・セフンは3シーズンぶりに清水に復帰。ストライカーナンバーの9番を志願し、「成長した姿を見せたい」と強い決意を言葉に込めた。
不完全燃焼に終わった過去の悔しさも今季にぶつける。清水には22年に加入。得点源として期待されながらも、在籍した2シーズンでは3得点にとどまった。出場機会を求めて移籍した町田では24年シーズンにJ1で8得点。活躍が評価され、韓国代表にも初招集された。町田での2年間では「選手としての幅が広がった」。最前線でターゲット役となり、DFとの駆け引きや他選手を生かす動きを習得。タイトル争いも経験し、「レベルの高いところでやれた重要な2年間だった」と自信を深めた。
清水への復帰は、今季から指揮を執る吉田孝行新監督(48)の熱烈なラブコールが決め手だった。オ・セフンは「『勝ち抜くために必要』という熱い言葉をいただいたことがすごくうれしかった」。新指揮官が目指すスタイルは前線からの献身的な守備と起点を作るプレーが生命線になる。吉田監督が求めるプレーを体現できれば、さらなる飛躍にもつながるはずだ。
期限付き移籍での加入で、契約期間は今年6月30日まで。2月に開幕する特別大会「百年構想リーグ」での個人目標は「10得点」と宣言し、チームを引っ張っていく。6月にはW杯も控えている。ただ、最優先はチームの勝利と自身のさらなる成長で、「監督が要求するプレーに応える準備をするだけ。気持ちよくプレーした先に結果はついてくると思う」と謙虚に話した。3年前とは違う「シン・セフン」が、高みを目指すオレンジ軍団の先頭に立つ。【神谷亮磨】
◆オ・セフン 1999年(平11)1月15日、韓国生まれ。18年から蔚山現代でプロキャリアをスタートさせ、22年に清水に完全移籍で加入。24年に町田に期限付き移籍し、同年はJ1で33試合出場8得点。韓国代表として国際Aマッチ5試合出場2得点。Jリーグ通算102試合出場13得点。194センチ、93キロ。左利き。