決断した理由は、愛娘の直感? 巨人からポスティングでブルージェイズへの移籍が決まった岡本和真内野手(29)が6日(日本時…
決断した理由は、愛娘の直感? 巨人からポスティングでブルージェイズへの移籍が決まった岡本和真内野手(29)が6日(日本時間7日)、カナダ・トロントの本拠地ロジャーズセンターで入団会見を行った。契約内容は4年総額6000万ドル(約93億円)。新背番号は「7」に決まった。英語での自己紹介のほか、愛娘がブ軍のロゴを真っ先に「かわいい」と言った、ほのぼのエピソードを披露するなど、ユーモアたっぷりの和やかな門出となった。
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何ともほほ笑ましい、いかにも岡本らしいお披露目会見だった。初めてブ軍のユニホームに袖を通した岡本は、まず「Hello,everyone(皆さん、こんにちは)」から始まる英語で自己紹介。落ち着いた口調で心境と感謝の思いを伝え、「Go Blue Jays! Thank you」と、笑顔で締めくくった。
複数球団が興味を示す中、最終的にブ軍を選んだ理由は、明快? だった。まずは「すごく街がいいところで、何よりも強く、世界一になれるチーム」と、「正論」を口にした。だが、理由はそれだけではなかった。「僕の娘に30球団のロゴを見せた時、一番最初に、これがかわいい、と言って選んだのがブルージェイズでした」。決断までの真意はともかく、緊張するはずの晴れ舞台で、ほのぼのとしたエピソードを披露。アトキンスGM、代理人のスコット・ボラス氏ら神妙な表情だった周囲を笑顔に変えた。
プロ入り後、初の1桁となる新背番号「7」を選んだ理由は、シンプルだった。「ずっとプロに入ってつけたかった、憧れの背番号。僕にとってラッキーナンバーでもあるので」。巨人時代は「38」と「25」。ラッキー「7」とは縁がなかった。それだけに、自らのユニホーム姿の印象を「初めて青を身にまとってますし、自分の姿は見えてないんですけど、世界一似合ってるんじゃないかと思います」と、ちゃめっ気交じりにおどけて笑わせた。
その一方、巨人で主将を務めた大砲は、チームへ奉仕する強い姿勢ものぞかせた。レギュラーの三塁手として期待されるとはいえ、チーム状況に応じて他のポジションに挑む覚悟を明かした。「いろんなところを守るのが好きなので楽しみです。与えられたところで出し切っていきたい」。
巨人では日本一に届かなかっただけに、目指すはワールドシリーズ制覇。「カナダ、トロントに世界一を持って帰って来るために、自分のできることすべてを出し切って、精いっぱいプレーしたい」。それまで笑みが絶えなかった岡本は、表情をキリリと引き締めて決意を口にした。