第102回箱根駅伝(1月2、3日)で往復路、総合のトリプル新記録で史上初の同一チーム2度目の3連覇(計9度目)を達成し…

 第102回箱根駅伝(1月2、3日)で往復路、総合のトリプル新記録で史上初の同一チーム2度目の3連覇(計9度目)を達成した青学大の祝勝会が2月28日、東京・港区のグランドプリンスホテル新高輪で開催される。一般ファン向けの入場券(1万5000円)が5日から発売されたが、7日までに早くも完売となった。

 直近の12年で優勝9回。原晋監督(58)は、大会公式記録に「監督」が明記された1964年の第40回大会以降では、日体大の岡野章監督を抜き、史上最多となった。エースで主将の黒田朝日(4年)は5区で1時間7分16秒の圧倒的な区間新記録をマークし「シン・山の神」&「4代目・山の神」を襲名するなど、青学大の人気、注目度は抜群だ。

 華やかな表舞台の裏で、青学大は7日、第103回箱根駅伝(来年1月2、3日)に向けて始動した。

 激闘から4日目、午前5時45分に東京・町田市の選手寮から走って5分の公園に集合。この日の町田市の日の出時間は午前6時52分。気温3度。時折、粉雪も舞う真っ暗な中、朝練習がスタート。原監督は「また、新しい1年が始まりました。箱根駅伝に出場した選手はさらに力をつける。出場できなかった選手は出場を目指す」とゲキを飛ばした。

 全員でストレッチ、体幹トレーニングを行った後、箱根駅伝に出場した10人は各自で調整。それ以外の選手は設定されたコースを各自のペースで約10キロ走った。原監督はコースに立ち、鋭い目つきで選手の動きを観察した。

 4年生も引き継ぎなどのため、2月上旬まで選手寮に残り、同じ生活を送る。原監督は「これが我々の日常です。また、日常が始まりました」と祝勝会やテレビ番組などで見せる明るい表情とは対照的に淡々と話した。

 オンとオフの明確で鋭い切り替えが、青学大の強さの理由のひとつでもある。