青森…

 青森ワッツは1月7日、大島洋介ヘッドコーチとの契約を双方合意の上で解除したことを発表した。

 大島HCは青森のスキルコーチ兼コーディネーショントレーニングコーチ、チームアドバイザーを経て、HCに就任した2024年2月からチームを指揮。「りそなグループ B.LEAGUE 2025-26 SEASON」B2は開幕戦こそ勝利を収めたものの、10月から11月にかけて12連敗を喫するなど、第16節を終えてリーグワーストの5勝25敗で東地区7位に沈む。

 大島HC、北谷稔行ゼネラルマネージャーは公式HPで次のようにコメントした。

「青森ワッツに関わる全てのステークホルダーの皆様方に御挨拶申し上げます。勝利数が伸び悩み、大変申し訳ございません。この責任を取る為に、ヘッドコーチの職を辞する決断を致しました事をご報告申し上げます。このことにつきまして、北谷GMとは昨年11月初旬から何度も何度も協議をさせて頂きました。そして、昨シーズンとは異なるコンセプトの新しいチームが勝利する為に戦略と戦術の最適解を求め続けて来ました。第11節から私が求める理想的なオフェンスとディフェンスに近づきつつあり、第14節から勝利に手が届くに至り、漸くコンセプトに沿ったバスケットボールが出来る様になりました。しかしながら、前半戦の戦績を鑑み、今回、辞任をする事を渡邊社長と北谷GMにご報告させて頂いた次第で御座います。渡邊代表取締役社長様、クラブの経営再建に向けての代表就任後の約1年半、大変お世話になりました。感謝申し上げます。ありがとうございました」

「青森ワッツとの契約で2022-2023シーズンから今季で4シーズンを在籍させて頂きました。2023-2024シーズン在籍中、前任高原HCが構築した頭脳派バスケットボールを継承致しました。また、2024-2025シーズンはHCとしてrunning&gunningのスタイル構築やチームのマネジメントなど、今日までコーチとして沢山の挑戦をさせて頂きました。また、記憶に残る事由としては、青森スポーツクリエイション株式会社が2024年2月24日筆頭株主の破産申立ての際、知人の経済界の皆様にチーム救済を求めて行脚した事も記憶に新しい出来事です。破産ギリギリの日程で大口の資金が集まり、チーム存続が決まり北谷君と抱き合った事は今でも鮮明に記憶しています。その節は、青森ワッツブースター様やスポンサー様による沢山の支援が御座いました。更に越谷アルファーズ上原社長様と安齋HC・選手によるAWAY試合会場での募金ご協力をはじめ、Bリーグに関係する各クラブや各クラブブースターの皆様、及び、リーグ社員の皆様方の手厚いご協力が御座いました。チーム存続の危機の際、運営会社の破産を回避すべくご協力頂いた皆々様へ、深く深く感謝の意を申し上げます。いま青森ワッツが現存するのは、あの時の苦難困難を乗り越えたからこそです。プロバスケットボールチーム青森ワッツを取り巻く環境の大きな原動力、そしてファンの皆様からの応援の有難さを真に感じた日々でした」

「今回最後のチームミーティングにて、『チーム戦略のエクスキューション』『他責思考より自責思考』を基軸とし、リーグ後半戦の大きな成長を選手たちには祈念申し上げました。ラシャードケリーゲームキャプテンはこれまで蓄積した戦術をブラッシュアップさせ、後半戦チームの上昇を約束してくれました。青森県出身の寺嶋チームキャプテンはチームの規律を強化し、青森県の皆様の為にバスケットボールの魅力を伝え続けてくれるとお約束頂きました。彼ら2人のキャプテンがいる限り、必ずチームは上昇します。そして北谷GM。青森ワッツのヘッドコーチ経験も代表取締役社長経験もある北谷君のサポートには多大なる感謝を申し上げます。私は北谷君の人間としての魅力に惚れています。北谷君は青森の至宝です。北谷君の様な偉大な男と青森ワッツブースターの皆様が存在する限り、青森ワッツ選手たちはその熱意に後押しされ必ず成長し続けます。青森ワッツは熱意と魅力に溢れたチームです。大変恐縮では御座いますが、引き続き、『PLANET BLUE』をご支援頂けましたら幸いです。最期にこれまで青森ワッツを支えて頂いた全てのステークホルダーの皆様のご隆盛をご祈念申し上げ、辞任の御挨拶と変えさせて頂きます。ありがとうございました。感謝」(大島HC)

「いつも青森ワッツへ熱いご声援をいただき、ありがとうございます。この度、大島HCから辞任の申し出があり、何度も協議を重ねた結果、今回の決断に至りました。シーズン途中でのHC交代となり皆様には多大なご心配をおかけし大変申し訳ございません。また、5勝25敗と、思うように勝利をお届けできず重ねてお詫び申し上げます。大島HCは4シーズン前に青森ワッツに関わり、スキルコーチやアドバイザー、シーズン途中からのHCなど、様々な事で青森ワッツに尽くしていただきました。本当にありがとうございました。当時からコミュニケーション能力に長けており、選手のために青森のために、ブースターさんのために必死に勝つ方法を模索しておりました。昨シーズン貫いてきたチームスタイルであるラン&ガンを今シーズンも目指して戦っておりましたが、当初思い描いたプランとはかけ離れた、苦しい時間となってしまったと思います。そのような状況の中でもチームのために全力を尽くしてくださり感謝しております。友人として、一緒に仕事ができた事、同じ目標を持ち突き進めたことを誇りに思っております。大島HCの次なるステージでの活躍を心から祈っています」

「また、このような結果になってしまった事はHCだけの責任ではないです。サポートコーチである私自身の力不足もあります。大島HCも私も選手もチームスタッフも全員が人生をかけて相当な覚悟を持って毎シーズン臨んでおります。誰1人軽い気持ちでコートに立っているものはいません。そして誰1人あきらめておりません。もちろん結果が全てのプロの世界なのは重々承知しております。きれいごとを言ってると言われればそれまでですが、本当の想いを伝えています。いろいろな批判もありますし、その批判から目を背けるつもりもありません。ただ、大島HCや選手、チームの批判はもうやめて、もう一度応援してください。チームを作っているのは私自身ですので、私自身に言ってください。良いシーズンも悪いシーズンもあります。過去には30連敗、会社が存続危機、プレーオフ出場、プレーオフでの勝利など、いろいろな経験を乗り越えて今があります。たくさんの選手や仲間と苦楽を共にしてきたから言います。諦めなかったら乗り越えられない壁はないし、乗り越えた先には希望と多くの方の笑顔が見れます」

「最後に、しっかりとシーズン開幕時に掲げた目標を体現すべく、チーム一丸となり、これまで以上に粘り強く戦い、一つでも多く勝利を皆様にお届けできるよう前進していきます。どうかブースターの皆様におかれましても、会場に足を運んでいただき、チームの後押しをよろしくお願い申し上げます」(北谷GM)

 なお、後任は決まり次第、発表される。