箱根駅伝初の同一チーム2度目の3連覇を達成した青学大が7日、東京都町田市で再始動した。午前5時半、日の出前の真っ暗な公園…
箱根駅伝初の同一チーム2度目の3連覇を達成した青学大が7日、東京都町田市で再始動した。
午前5時半、日の出前の真っ暗な公園に青学大の選手たちが次々と寮から走ってやって来た。
市内の気温は2度と寒く、雪も降っていた。優勝から一夜明けの4日はテレビ収録や総括ミーティングをしたチームは2日間は全体練習をせず、各自で調整。完全休養に当てる部員もいたという。
大学では5日から授業も再開し、日常が戻った。箱根駅伝の監督歴代最多9度の総合優勝に導いた原晋監督(58)も4日以降はテレビ番組出演だけではなく、6日は授業も実施。多忙を極めているが、暗闇の中、緑色の自転車に乗って登場し、選手たちの朝練を淡々と見守った。
全体でのストレッチ、体幹トレーニングを終えると、再始動1発目のミーティングが行われた。
原監督は「また新しくスタートする。早く箱根駅伝組はまた力を付けてもらって、ほかの子は負けないように当面は試合に向けて、結果を出すために(状態を)上げていく」と訓示を述べた。
山登り5区で区間新記録を樹立し「シン・山の神」となった主将の黒田朝日(4年)は「また1年が新しく始まったので、今週末に試合がある人はそれに合わせてやっていきましょう」と呼びかけた。
箱根出走がかなわなかった選手らは11日開催の東京ニューイヤーハーフマラソンに出場予定。黒田朝は18日に広島開催の全国都道府県対抗男子駅伝の岡山県代表に選ばれており、2月1日には別府大分毎日マラソンで自身2度目のフルマラソンに挑戦する。
新チームの幹部は学生同士で決めていくとし、原監督は「新キャプテンが決まるのはまだまだ。1カ月以上先です」と話していた。
来年の第103回箱根駅伝では2015~18年以来となる2度目の4連覇が懸かる。フレッシュグリーンのタスキを再びつなぐ挑戦が、幕を開けた。【泉光太郎】