2026年が幕を開けた。様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の昨年を、都道府県別に振り返ってみたい。 鳥取県は悔…
2026年が幕を開けた。様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の昨年を、都道府県別に振り返ってみたい。
鳥取県は悔しさが残る1年となった。夏の鳥取大会では鳥取城北が連覇を達成。2年連続7度目の甲子園出場を決めたが、甲子園では「不運」な流れを食い止めることができなかった。
鳥取県勢は甲子園では不思議と初戦で強豪と対戦する。24年は明徳義塾(高知)で、23年が履正社(大阪)、22年が仙台育英(宮城)と対戦した。この3チームからは1点も挙げることができず、3年連続完封負け。それ以前にも、大阪桐蔭(大阪)、智弁和歌山(和歌山)、龍谷大平安(京都)など、強豪との対戦が続いた。
昨年夏も抽選から注目が集まったなか、対戦相手はまたも強豪の仙台育英。22年に初戦で対戦して完封負けを喫していたが、今年も0対5で完封負け。甲子園初戦の完封負けは4年連続となってしまった。2021年に米子東が日大山形(山形)相手に、9回に1点を挙げて以来、県勢として36イニング連続で得点がない。
鳥取県勢として2014年の八頭が勝利して以来、夏の甲子園10年連続の初戦敗退。それでも対戦した仙台育英の須江 航監督は「点差ほど実力差はなかった。みんないい投手でした」と投手陣を称えていた。
現に、仙台育英のプロ注目左腕・吉川 陽大投手(3年)が最速144キロをマークしたが、敗れた鳥取城北の先発・田中 勇飛投手(3年)が右サイドから最速148キロ、2番手右腕の鈴木 欧音投手(3年)は最速145キロをマークした。試合では敗れたが、選手個人のレベルは全国上位クラスであることを証明して、意地を見せることはできた。
センバツには米子松蔭が出場した。こちらも東北の強豪・花巻東(岩手)と対戦し2対10で敗れた。秋季大会は鳥取城北が米子松蔭を破り、3年ぶり12回目の優勝。しかし、中国大会では上位2チームに入れず、県勢の今年のセンバツ出場は絶望的だけに、夏こそは、「不運」な流れをストップしたいところだ。