3歳牝馬によるマイル重賞、フェアリーS。舞台となる中山芝1600mはトリッキーなコース形態で知られ、立ち回りや器用さ…
3歳牝馬によるマイル重賞、フェアリーS。舞台となる中山芝1600mはトリッキーなコース形態で知られ、立ち回りや器用さが求められる。春のクラシック戦線、桜花賞へ向けた重要な一戦であり、ここから飛躍する馬も少なくない。今年はキャリアの浅い馬や重賞経験馬など、多彩なメンバーが揃った。過去のデータ傾向から、好走のヒントを探っていきたい。
1.前走1番人気馬の信頼度が抜群
過去10年のデータを見ると、前走で1番人気に支持されていた馬は[4-5-4-21]という成績を残している。勝率は11.8%だが、複勝率は38.2%と非常に高い数値を記録しており、軸としての信頼度は高い。さらに特筆すべきは回収率で、複勝回収率が111%と100%を超えている点だ。前走でファンから最も支持を集めた馬は、クラスや着順に関わらず、このレースでも好走する確率が高く、かつ馬券的な妙味も十分に含まれていると言えるだろう。
2.480kgから499kgの馬格ある馬に妙味
この時期の3歳牝馬戦では軽量馬も多いが、データ上ではある程度の馬格がある馬が圧倒的な成績を残している。特に前走馬体重が「480kg-499kg」のゾーンにある馬は[2-3-3-7]で、複勝率は驚異の53.3%に達する。また、複勝回収率も158%と非常に優秀だ。中山のマイル戦というタフな条件において、馬体の大きさはスタミナやパワーの証明となり、それが好走に直結していると考えられる。迷ったら馬格のある馬を選ぶのが定石だ。
3.関東馬が圧倒的に優勢な傾向
東西の所属別成績を比較すると、明確な差が出ている。過去のデータでは、美浦所属(関東馬)が[8-9-10-102]で複勝率20.9%であるのに対し、栗東所属(関西馬)は[2-1-0-25]で複勝率10.7%と、関東馬が約2倍の好走率を誇る。輸送の負担が少ないことや、中山コースへの適性が影響している可能性があるだろう。基本的には関東馬を中心に予想を組み立てるのがベターだ。
マカレイは前走の2歳未勝利戦を1番人気で勝利。その際の馬体重は490kgと、データ分析で最も好成績を残している「480kg-499kg」のゾーンに合致する雄大な馬体の持ち主だ。さらに、好走傾向の強い美浦所属馬であり、前走と同じ距離での臨戦過程も好感が持てる。全ての好走データ条件を高いレベルで満たしており、ここは中心視するのが妥当だ。