岡本の獲得は間違いなくプラス材料だが…(C)Getty Images 巨人からポスティングでメジャー移籍を目指していた岡…

岡本の獲得は間違いなくプラス材料だが…(C)Getty Images
巨人からポスティングでメジャー移籍を目指していた岡本和真は、ブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億円)で契約を結んだ。MLB公式サイトなど複数メディアによれば、その内訳に500万ドル(約7億8000万円)の契約金が含まれ、オプトアウト(契約破棄条項)は付帯されていないという。
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米放送局『ESPN』のブラッドフォード・ドゥーリトル記者は、この契約に「C+」評価を下している。懸念材料の一つは、今オフにブルージェイズからFAとなったボー・ビシェットの動向だ。「チーム生え抜きの支柱、ビシェットとの再契約にどう影響するかがわからない限り、正確な評価を下せない」と指摘された。
また、「オカモト加入がビシェット退団を伴うと仮定する」と悲観的なシナリオを記したドゥーリトル記者。そう考えられる理由の一つは、チームが現在、最高水準のぜいたく税ライン3億400万ドル(約477億円)に迫った財政状況だからであり、「これを大きく飛び越すような資金投入は考えにくい」との見解を示している。
一方で岡本に関しては、「数字を残せないというわけではないが、すでに最高レベルで実績を残してきたビシェットの方が“確実な賭け”だ」と記述。このように慎重な声も散見されるが、果たして29歳の和製大砲を獲得したブルージェイズは、今後どのような動きを見せるのだろうか。分析の終盤は、次のように総括された。
「生産性に見合う対価という観点では、目先の勝利を求めつつ、巨額な年俸総額との間でバランスを取ろうとするのは、合理的なやり方だ。しかし、もしブルージェイズが本気で資金を投入し、最終的にビシェットまで呼び戻すようなことがあれば、それはアメリカン・リーグの他球団にとって真の悪いニュースとなるだろう」
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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