新日本プロレスは6日、都内で記者会見を開催。4日の東京ドーム大会でKONOSUKE TAKESHITA(30)とのIWG…

新日本プロレスは6日、都内で記者会見を開催。4日の東京ドーム大会でKONOSUKE TAKESHITA(30)とのIWGP世界ヘビー級&IWGP GLOBALヘビー級ダブル王座戦に勝利した辻陽太(32)が出席した。

会見では辻の希望通り、「IWGPヘビー級王座」の復活が認められた。すでに5日の大田区大会でもIWGPヘビーのベルトを手に入場していた辻だが、この日、棚橋弘至社長を会見場に呼び、「俺はこの“世界ヘビー”を分解して、IWGPヘビーとインターコンチネンタルに戻したい。そしてインターコンチネンタルを封印したいと思ってます。棚橋社長、会社の答えを教えてください」と直訴した。

棚橋社長も「やはり新日本プロレスの歴史の重みというものを、僕もつないでいってほしい。そういう思いがあるから、IWGP世界ヘビーを、IWGPヘビーと歴史をつなげて、(辻を)87代(王者)ということにします」と了承。続けて「これでIWGPヘビーとIWGP世界ヘビーの歴史がつながったので、その先の新しい世界を、辻、覚悟はいい?」と問うと、辻は「棚橋さん、そんな覚悟はとっくにできてますよ」と笑顔を見せ、2人はガッチリと握手した。棚橋社長は「期待してるから。盛り上げてな」とエールを送り、辻も「任せてください!」と答えた。

もともと「IWGPヘビー」は初代王者がアントニオ猪木で1987年から2021年まで存在。21年にIWGPインターコンチネンタル王座と統合されて「IWGP世界ヘビー」となった。「世界ヘビー」は飯伏幸太が初代王者で、辻は第15代。今後はこの「世界ヘビー」の王者たちも「IWGPヘビー」の王者としてカウントされることになり、辻は「第87代IWGPヘビー級王者」となった。 

辻はもう一つ宣言した。辻は1・4東京ドーム大会でも、IWGPの王座戦がメインイベントになるべきだと大会前から主張し続けてきた。この日の会見で1・4での辻対TAKESHITAと、メインの棚橋弘至引退試合を比べてどう思ったかと聞かれた辻は「正直あれはやはり棚橋弘至の大会だったし、棚橋弘至メインで相応しかったと思う。ただ、俺はいつでもIWGPがメインであるべきと改めて言いたい。なので、ここで一つ宣言をしたいと思います。新日本プロレスが開く大会において、IWGPヘビー級のベルトがメインイベントでない時に、俺は試合をボイコットしたいと思います」と断言した。

IWGPインターコンチネンタル王座は封印されたが、辻はIWGP GLOBALヘビー級王座についても言及。「自分はそれぞれのベルトのコンセプトを戻したいと思ってます。海外で試合が行われる際や、他団体から来る外敵のような選手、海外から来る外敵のような選手を迎え撃つのに、この(GLOBALの)ベルトを使いたいと思います。そしてIWGPヘビーは新日本プロレスの最高の選手を決める戦いとして、コンセプトを守っていきたいと思います」とヘビーとGLOBALの違いについて説明した。

辻は1・4東京ドームでの勝利後、UNITED EMPIREに加わったケガ明けのジェイク・リーに襲撃された。会見でジェイクの王座挑戦を認めるかについて聞かれた辻は「現段階で俺は彼の挑戦を認めてません。というのもケガで1年以上欠場していたヤツがのこのこ復帰してきて、後ろからアタックしただけで挑戦できるベルトであったほしくないからです」と話した。

その上で「でも俺もレスラーとして一番良いところをつぶされているわけですし、そのまま黙っておくわけにいかない。俺自身も過去に、俺は正面から堂々と入ってましたけど、チャンピオンにジーンブラスターを決めてタイトルマッチをこぎつけた過去がある。そんな過去を俺も精算しなきゃいけないと思っている。なので俺はジェイク・リーがなんで挑戦したいのか、ましてやなんでエンパイアに入ったのか。そんな彼の思いや情熱を感じることができて彼が俺のことを説得できるのであれば挑戦を受けたいと思っています」と条件つきで挑戦を受ける用意があると示唆した。