東京ヴェルディは6日、小学生時代から16年間クラブ一筋のMF森田晃樹(25)が、今季半期の特別大会「明治安田J1百年構想…
東京ヴェルディは6日、小学生時代から16年間クラブ一筋のMF森田晃樹(25)が、今季半期の特別大会「明治安田J1百年構想リーグ」で伝統の10番を背負うことを発表した。
東京・よみうりランドのフラワーパーク「HANA・BIYORI」で行われた新体制発表会見で、江尻篤彦強化部長は「読売クラブから続く10番は重い番号であり、ラモスさんも付けた権威ある数字」と例えた。直近2シーズンはMF見木友哉、FW木村勇大が付けたが、これは選手側からの要望を受け入れたもの。だが今回は森田に「付けてほしい」とクラブ側から要望した。ちなみにSNS上でヴェルディで10番を付けた選手は毎年のようにクラブを去っていることを知った江尻強化部長は、少し逡巡したともいう。
森田に付けてほしいと伝えたところ、7番に思い入れがあった当人からは「考えさせてほしい」。その後2日間、返答がなかった。そこで3日目に再び連絡したところ「付けてほしいと言うのなら付けます」と受諾した。
江尻強化部長は「下(アカデミー)から上がってきた選手が10番が付けるのは大事。ヴェルディが前に進むためにもいいチャンスだった」と説明した。
その後、森田は新ユニホームを身につけて登場。エースナンバーについて問われると「10番を付けることの責任は大きい。しっかり結果を出せるようにしたい」と口にした。10番でイメージする選手については「ラモスさんです」と回答した。また、2日間リアクションをしなかったことを問われると「考えていたのではなく、忘れていました」と言って会場を笑わせた。
森田はこの日、会見の前に行われた練習場でのトレーニング初日でも、精力的に走り込み中心のメニューをこなした。毎年のように他クラブから移籍オファーが届く中、今回もヴェルディ残留を決意。その理由については、城福浩監督の存在を口にした。
「城福さんが(続投して)やるんじゃないかという話があった中で1つの判断材料になりました。もちろんコーチングスタッフも含めてです。自分が成長出来るかなって思って、そこは大事な要素だったと思います」
なお、これまで背負った7番が空き番号となった中、森田の思いもあって同じくアカデミー育ちのMF松橋優安が「後継者」となる。7番に対して松橋は「番号を変えることでもう一度、覚悟を持ってこのチームで戦っていきたい」と意欲を口にした。