獅子への“道のり”には何かしらある。6日、西武育成2位の神村学園・今岡拓夢内野手(18)と育成5位の日本経大・平口寛人投…
獅子への“道のり”には何かしらある。6日、西武育成2位の神村学園・今岡拓夢内野手(18)と育成5位の日本経大・平口寛人投手(22)が埼玉・所沢の若獅子寮に入寮。ともに「新幹線が途中で止まりました」と打ち明けた。
今岡は兵庫県内の実家で友人5人に見送られ、新神戸駅から新幹線のぞみ号に乗ったまではよかった。ところが山陰地方での地震の影響で緊急停車。「どこか分からないんですけど、1時間くらい止まったままで。しかも電波悪かったので、止まったところが…。何もできなかったです」。ボーッと過ごすことになった。
前夜は友人たちに焼き肉壮行会を開いてもらった平口も、母に送られて名古屋駅から乗車した。ところがのぞみ号は今岡と同じように、静岡県内で途中停車。マウンドさばきに定評ある左腕は「ずっと寝てました。起きたらまだ同じ駅でした」と苦笑いだった。
2人とも九州担当の岳野スカウトに焦らずLINE(ライン)で連絡し、無事に品川駅で合流。午後3時前には所沢へやってきた。「いい思い出になると思います」と今岡。若獅子の上京物語に、新たな1ページが加わった。【金子真仁】
【西武新人の上京】
▽01年12月 新神戸駅から乗車の栗山と、新大阪駅から乗車の中村剛が同じ新幹線で入団会見へ上京。窓側から中村が富士山をカメラ付き携帯で撮影。
▽15年1月 ドラフト1位高橋が入寮後、ロードワークを行ったものの周辺地理が分からず迷子に。
▽22年1月 ドラフト1位隅田が財布を忘れ、羽田空港で岳野スカウトに1万円を借りて電車で入寮。
▽25年1月 ドラフト2位渡部が広島県の実家から愛車アクアを2日間かけて長距離運転し入寮。