1月12日(祝・月)に京都競馬場で行われるシンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)。クラシックの登竜門とされる一…

 1月12日(祝・月)に京都競馬場で行われるシンザン記念(3歳・GIII・芝1600m)。クラシックの登竜門とされる一戦には、今年18頭が登録している。本稿では同レースの開催にあたり、歴代勝ち時計をランキング形式で紹介する(京都芝1600mでの開催に限る)。

■4位タイ 1分34秒3 2010年 ガルボ

 芝1800mのデビュー戦が9着、続く未勝利戦は7着だったが、1400mに距離短縮すると2着、1着と大きく前進。暮れの朝日杯FSでも4着と見せ場をつくった。年明け初戦のシンザン記念には4番人気で出走。内3番手を立ち回り、直線で馬場の二、三分どころに持ち出されると、鋭い伸びで2着に3馬身差をつけた。以降もマイル以下の距離で重賞3勝。引退後には種牡馬入りした。

■4位タイ 1分34秒3 2012年 ジェンティルドンナ

 2歳12月に初勝利を挙げ、年が明けてシンザン記念に駒を進めた。朝日杯FS4着のトウケイヘイローに1番人気は譲り、単勝4.0倍の2番人気でレースへ。道中は好位の3、4番手から進み、残り200mほどで進路を確保すると目の覚めるような伸び。1.1/4馬身差で重賞初制覇。その後は牝馬三冠、ジャパンC連覇などGI・7勝と大きく飛躍した。繁殖牝馬でも活躍したが、昨年11月に亡くなった。

■4位タイ 1分34秒3 2013年 エーシントップ

 新馬、中京2歳S、京王杯2歳Sと無傷3連勝。朝日杯FSは2番人気で8着とひと息だったものの、それまでの実績が高く買われ、シンザン記念では1番人気に支持された。好スタートを決めると、浜中俊騎手がガッチリ抑えたまま先頭。半マイル46.6秒とマイペースの逃げに持ち込み、最後はラチ沿いをじわじわ抜けてきたヘミングウェイを退け、2つ目のタイトルをつかみとった。

■3位 1分34秒1 2016年 ロジクライ

 3戦目に初白星を手にしたが、続く500万下の特別戦は4着と崩れ、シンザン記念では8番人気、単勝22.5倍と伏兵の一角に過ぎなかった。ゲートが開くと各馬がけん制し、スローな流れ。ロジクライはラチ沿いでじっくりと溜めた。直線では粘り込むシゲルノコギリザメ、追うアストラエンブレム、ジュエラーがもつれた4頭による大接戦になったが、何とかクビ差で勝ちきった。

■2位 1分34秒0 2011年 レッドデイヴィス

 500万下への昇級初戦は9着。続く一戦は1位入線を果たしたが、進路妨害で10着に降着となっていた。着順が目立たず、シンザン記念では単勝22.3倍の7番人気。レースでは発馬を決めて、好ダッシュから3番手を追走する。前2頭が後続を大きく引き離す恰好になったが、浜中俊騎手は慌てず仕掛け、勝負どころから猛追。最後はのちの三冠馬オルフェーヴルを1馬身半退けた。

■1位 1分33秒8 2014年 ミッキーアイル

 新馬戦は2着に終わったが、未勝利、ひいらぎ賞を連勝し、迎えたシンザン記念でも単勝1.6倍の圧倒的な人気に応えて勝利。逃げて1分33秒8のレースレコードを叩きだし、非凡な才能を改めて誇示した。その後も勢いはとどまるところを知らず、NHKマイルCまで連勝で3歳マイル王に。安田記念で連勝はストップしたが、古馬になってマイルCSを制すなど、短距離からマイルで存在感を示した。