◆男子テニス ▽キャンベラ国際第2日(6日、オーストラリア・キャンベラ) 【キャンベラ6日=吉松忠弘】元世界ランキング4…

◆男子テニス ▽キャンベラ国際第2日(6日、オーストラリア・キャンベラ)

 【キャンベラ6日=吉松忠弘】元世界ランキング4位で、現238位の錦織圭(ユニクロ)の2026年開幕戦は苦い途中棄権での敗戦となった。世界101位で第1シードのビト・コプシバ(チェコ)に1-6、2-2となったところで棄権を申し出た。

 第2セットの第4ゲーム。錦織はバックのリターンを決め、相手のサービスゲームをこの日、初めて破った。しかし、その直後、錦織はサーブの素振りをしながら、ゆっくりと主審に歩み寄ると、棄権を申し出た。

 第1セットは、けがから復帰したいつものように、得意のストロークが全く安定せず。球をうまくつかむ感触がないのか、力がうまく球に伝わらず。すっぽ抜けが何本も生まれた。好機でも凡ミスを連発し精彩を欠いた。

 動きに切れがなかったのは事実だが、それほど痛みを我慢していたようには見えなかった。ただ、まだ体の調子が戻っていなかったようだ。この後は、12日に始まる全豪オープンの予選に出場予定だが、体の状態が気になるところだ。

 錦織は、大会へのエントリー時点では本戦に直接入れず、補欠の3番手で、予選からのスタートだった。しかし、大会開幕前までに、本戦出場予定選手から3人の欠場者が出て、最後の最後の選手として本戦に滑り込んだ。

 5日には、昨年の香港オープン準優勝で獲得した世界ランキングのポイントが消滅し、2026年最初に発表された最新世界ランキングが200位台に急降下した。少しでも世界ランキングを上位に戻すためにも、開幕戦で勢いをつけたいところだった。