◆第42回フェアリーS・G3(1月11日、中山競馬場・芝1600メートル) フェアリーSは過去10年で1番人気の勝利がゼ…

◆第42回フェアリーS・G3(1月11日、中山競馬場・芝1600メートル)

 フェアリーSは過去10年で1番人気の勝利がゼロと不振にあえぎ、連対もわずか2頭。その2頭はのちのG1ホースに輝くアエロリット(17年)、スターズオンアース(22年)で、いかに難解な年が多いかが分かる。

 1勝馬の登録がほとんどのメンバー構成。その中からヴァリスマリネリス(牝3歳、美浦・中舘英二厩舎、父アドマイヤマーズ)に魅力を感じる。初戦の東京マイル戦では二の脚の速さで好位に取りつき、最後は楽々と抜け出し1馬身差の快勝。レースセンスが高く、直線で手前を替えグンとギアが一段上がってからの伸びは目を引くものがあり、切れるというより長くいい脚が持続する印象だ。

 1ハロンの距離短縮に加え、舞台も中山へと替わるが中館調教師は「ハミがかりがいいタイプで東京の1800メートルから中山の1600メートルに替わるのは好材料です」と楽しみな様子。現状では面白い一頭だとみている。(石行 佑介)