ソフトバンク城島健司CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー=49)が5日、みずほペイペイドーム内での新年鏡開きに参加し…
ソフトバンク城島健司CBO(チーフ・ベースボール・オフィサー=49)が5日、みずほペイペイドーム内での新年鏡開きに参加し、1月以降も貪欲に補強続けることを宣言した。「ホークスは12球団でどこよりも積極的に動く」ときっぱり。リーグ3連覇、連続日本一を狙うチーム、小久保裕紀監督(54)をフロントも最大限にバックアップし、最強軍団を作りあげる。
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城島CBOは着物に黒のハットをまとって登場した。豪快にバットで鏡割り。26年シーズンの始まりを祝った。「ほかの11球団が打倒ホークスで向かってくる。本当に新しいチームをつくるつもり」とさらなる補強を敢行して、チーム力を上げる方針を示した。
昨季日本一をつかんだ阪神との日本シリーズ第5戦終了後。甲子園で小久保監督から「ジョー、今作り上げてきたものを一度すべて壊す」と告げられた。福岡移転後初となるリーグ3連覇と2年連続日本一へ向け、フロントも一枚岩となって指揮官の強い思いに応える覚悟が生まれた。
今オフ、3年連続2桁となる14勝を挙げた有原が古巣日本ハムに移籍した。城島CBOは「絶対的な1枚が抜けるけど、有原の枠をチャンスに出てくる投手が活躍してくれないと4軍制の意味はない」ときっぱり。チーム強化へ、出番に飢える若手の台頭、特に育成からの突き上げが必要と強調した。FA宣言した東浜はまだ所属が未定。台湾の158キロ右腕、徐若熙(シュー・ルオシー、25)を獲得したが投手陣はまだまだ足りないと感じている。
昨季序盤は故障者が続出し、一時最下位に沈む緊急事態にも陥った。中村はオフに腰を手術。柳田、今宮らベテラン陣にいつまでも頼りっぱなしではいけない。城島CBOは明言した。「まだまだ外国の選手も、他球団とのトレードも、もうどんどん模索している段階なので。もちろんシーズンに入ってもニーズに合う選手がいれば。ホークスは12球団でどこよりも積極的に動くと思います」。
今春のキャンプは「意見交換」として宮崎、沖縄の他球団キャンプも積極的に視察する予定。相手チームの現状やトレードにつながるヒントも自身の目で確かめる。後藤球団社長も「昨年と同じことをやったら、きっと負ける。最高の編成をするための道半ばというところ」と全面支援を惜しまない。
城島CBOは「いつも言っていますが、現状で今いる選手たち、戦力が最高の戦力」と改めて強調した。補強しながら最強の1軍メンバーをそろえてライバル球団を圧倒。最強ホークスを目指す。【石橋隆雄】
○…ソフトバンクがドラフト1位指名した米スタンフォード大の佐々木麟太郎内野手(20=花巻東)は、まだ入団の意思は示しておらず、7月に行われるMLBドラフト後の決断を待つ。昨年10月28日に城島CBOらが花巻東で野球部監督を務める父洋さんを訪問して指名あいさつ。その後は日本時間11月5日に、同CBOがカリフォルニア州のスタンフォード大を訪れ、佐々木本人に指名あいさつを行い、熱意を伝えている。