J1清水エスパルスが新体制で始動した。5日は静岡市内のグラウンドで初の全体練習を行った。今季から指揮を執る吉田孝行新監督…

J1清水エスパルスが新体制で始動した。5日は静岡市内のグラウンドで初の全体練習を行った。

今季から指揮を執る吉田孝行新監督(48)のもとで、フィジカルトレーニングやパス回しなどのメニューを消化。サポーター約700人が見守る中で動きだした。

新指揮官も精力的だった。ボールを使ったメニューでは身ぶり手ぶりを交えながら、指導。時より声を張り上げながら選手を鼓舞した。初日の練習を終えると、「平日にも関わらず、これだけたくさんの方がきてくれて正直ビックリした。サポーターの方の期待も大きいと思う。ますます『やらないと』という気持ちですし、責任を感じた」と引き締まった表情を見せた。

昨季まで指揮を執ったヴィッセル神戸ではリーグ2連覇を達成。清水での新たな挑戦に向け、「覚悟を決めてここにきた」と強調した。自身も「子どものころは静岡にあこがれていた」。サッカーどころで監督を務める重責も理解しており、「サッカー王国を復活させるためにきた。チームのために全てをささげる」と力強く話した。

当面は体作りに重きを置いて練習していくといい、今月15日から始まる鹿児島キャンプでは「戦術ばかりになると思う」と明かした。約1カ月後に迫っている百年構想リーグの開幕を見据え、「ミーティングはかなり多くなると思う。そこで戦術理解度を深めていきたい」と、急ピッチで自身の「色」を落とし込んでいく。【神谷亮磨】