スピードスケート女子で26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)代表の高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が5日、長…
スピードスケート女子で26年ミラノ・コルティナ五輪(オリンピック)代表の高木美帆(31=TOKIOインカラミ)が5日、長野市エムウェーブで練習を公開した。2月6日開幕の4度目の大舞台へ残り約1カ月に迫り「本気で勝ちに行きたい」と覚悟を示した。
昨年12月に行われた全日本選手権では1000、1500メートルで2冠を達成。団体追い抜き、補欠の500メートルと最大4種目での出場を見据える。
国内でトレーニングを積む残り1週間は、団体追い抜きの“強化週間”にあてる。2日から始動し「teamGOLD(チームゴールド)」メンバーの佐藤綾乃、堀川桃香に、21歳の野明花菜を加えた4人で2大会ぶり金メダルへ調整を重ねる。レースでの3人の並び順は試行錯誤の段階だが、この日は常に先頭を務めた。「毎日頭がヘロヘロになりながら練習できて、充実した時間を過ごしている」と笑みを浮かべた。
個人種目では、2大会連続銀の1500メートルでの金メダルを目標に掲げる。最大のライバル、ヨイ・ベーネ(オランダ)が国内代表選考で落選。今季W杯3戦で頂点を譲った強敵が、五輪には出場しないことになり「衝撃を受けたのは事実」と思いを明かした。
オランダの五輪選考会の結果を受けて「戦うことの価値や意味を改めて考えた。(出場)確実と言われている人ですら行けないことがある場所。五輪は特別だと強く感じた」と振り返る。メダルへ追い風が吹いているが「自分がやることは変わらない。その選手がいないからどうという話ではない」と集中した。
8日にはドイツに移動し、23日開幕のW杯第5戦に備える。その先の五輪に視線を向けながら「急ピッチでいろいろな準備を進めている段階。いよいよ始まるなという気持ちと、時間に追われている慌ただしさがある」として、「限りある時間を最大限有効活用したい」と意気込んだ。【飯岡大暉】