2000年のJリーグ加入から27年目で初のJ1に挑む水戸が4日、茨城・城里町のクラブハウスで始動し、新体制発表を行った…

 2000年のJリーグ加入から27年目で初のJ1に挑む水戸が4日、茨城・城里町のクラブハウスで始動し、新体制発表を行った。

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 クラブは強化責任者の契約満了に伴い、J1昇格に導いた森直樹監督をフットボールダイレクター(強化責任者)に配置転換。2012~24年までクラブで育成やトップチームの指導者を歴任し、25年はシーズン途中まで新潟の監督を務めた樹森大介氏を新監督に招聘(しょうへい)した。

 森フットボールダイレクターは、ユースからの昇格1人を含めて10人が新加入選手として加わった今季の編成について「野心」がテーマだったことを明かした。

 予算が限られることもあり、J1経験が豊富な選手をそろえることは現実的ではなかった。だからこそ、こだわったのはJ1で活躍したいという野心だったという。MF鳥海芳樹(←甲府)や真瀬拓海(←仙台)、MF山下優人(←いわき)らJ2クラブの主力選手の獲得で、戦力拡充を図った。

 森氏は「お金があるクラブが勝つわけではなく、試合に勝った方が強い、そういう野心で戦ってもらわないと困る」と語り、昨季の主力選手の多くが残留を決めたことについて「(力を)入れました」と笑み。「歴史を作った選手たちなので。そこは(待遇面でも)リスペクトしました」と舞台裏を明かした。

 また、昨季に続いて今季も外国人選手がゼロの編成となっている点には「しっかりスカウティングでは見ています。自分たちに合う選手がいれば、しっかりと取れるように努力していく。26~27年シーズンも見越してしっかりと動いている」とコメント。今冬の新たな補強についても「4月までは(移籍の)ウィンドーが開いていますので。まだまだ編成というのは終わっていません。ただ、現時点でもしっかりと特別シーズンを戦える選手はそろったと思っています」と語った。