◆全日本バレーボール高校選手権 ▽女子1回戦 旭川実2―0敬愛学園(5日・東京体育館) 春高バレー(全日本バレーボール高…

◆全日本バレーボール高校選手権 ▽女子1回戦 旭川実2―0敬愛学園(5日・東京体育館)

 春高バレー(全日本バレーボール高校選手権)が5日、東京体育館で開幕し、2年ぶり33回目出場の旭川実は敬愛学園(千葉)を2―0のストレートで下し、2回戦へ駒を進めた。

 追い込まれても、攻める気持ちは持ち続けていた。第1セット、21―24と先にセットポイントを握られたが、ここから5連続ポイントで一気に第1セットを奪った。デュースに持ち込むサービスエースを決めるなど、サーブで攻め続けたOP中村咲陽主将(3年)は「やっぱり入れるだけだと相手に切り返されてしまうので、自分のサーブで攻めて逆転しようという気持ちだった」と振り返った。

 チームを支えたのは、強心臓の1年生セッターだった。第1セット序盤、正セッター木下夏香(3年)が足を引きずるように交代。S竹居田恭子(1年)が投入された。竹居田は「(木下の)足がよくなくて、いつでも準備しといてと言われていた。やるしかないと思いました。(緊張は)あんまりしなかった。楽しかったです」。入った直後はミドルがマークされていたこともあり、アウトサイドを多用。ブロックを振った試合終盤では、本来強みであるミドルで得点を重ね、接戦を制した。

 岡本祐子監督は「ウチのバレーの基本である、ボールをつないでつないで、得点までつなげるところが出たいい試合だった。上出来です。合宿も苦しい時間が続いたけど、選手たちが吹っ切ってやってくれたので、ありがたい」。チームを鼓舞し続けた中村主将についても「あの子、最後『攻めようよ』って言って、気持ちが前面に出たのが1セット目の後半。頑張ってくれたと思います」とたたえた。

 7日の2回戦では、奈良文化との対戦が決まっている。岡本監督は「つなぎのいいライトの速いチーム。いつも強いチームという印象。まず本当にこの1回戦だったので、(対策は)ここからです」。中村主将は「次の試合も勝って、センターコートまで行くことなので、次の試合も勝ちきりたい」と意気込んでいた。