<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退>◇4日◇東京ドーム◇観衆4万691…

<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退>◇4日◇東京ドーム◇観衆4万6913人

2021年東京五輪柔道男子100キロ級の金メダリスト、ウルフアロン(29)が衝撃の失神KO勝利でプロレスデビュー戦を飾り、いきなり戴冠した。NEVER無差別級王座戦で王者EVILに12分53秒、逆三角絞めでレフェリーストップ勝ち。日本で初となる五輪金メダリスト出身のプロレスラーが、デビュー戦でいきなりベルトを巻いた。

以下、会見の一問一答は次の通り。

ウルフ 柔道を23年間やってきて昨年6月に引退して、新しい道が始まりました。今日からやっとプロレスラーになれました。

-白星デビューです

ウルフ 勝利はビギナーズラックみたいなのが大きい。EVILが僕の技が分からなかったから。ここからが本当の戦い。もっと高みを目指していく。

-いきなりベルトも獲得しました

ウルフ めちゃくちゃうれしい。でもここでおごってしまうと足をすくわれる。しっかり地に足をつけて成長する。

-五輪金メダリスト初のプロレスでの勝利です

ウルフ 意識しすぎる必要はない。勝利できたことは大きな自信にはなりました。

-五輪と比べて緊張感はどうだったか

ウルフ オリンピックの緊張感とはまた別ですね。この(夜の)時間に試合をすることがなかったので、朝から時間が長くて、緊張の時間が長かった。

-入場前に柔道着を脱ぎ捨てた理由は

ウルフ 柔道からプロレスに転向する上で、これから先、柔道着を着て戦うことはないというアピールをしたかった。

-丸刈りにした理由は

ウルフ 今朝、丸めました。もともとプロレスラーになると決めた段階で丸刈りにしようと決めていました。新日本でゼロからプロレスをするつもりですから。

-EVILを失神させたのは新技か

ウルフ 逆三角を狙っていたけど、それだけだときめが甘かったので、左手と右手を取りながら3点を絞めていきました。

-試合中にEVILの仲間の攻撃を受けました

ウルフ 仲間の介入は対策をしていましたが、攻撃を食らったので次に生かしたい。まだまだプロレス人生が始まったばかりなので。

-EVILの印象は

ウルフ 技1つとってもかなり重かった。強さを実感しました。でも技術、キャリアで上の選手が、なぜあんな戦い方(反則行為)をするのかと思った。もっと正々堂々と戦いたかった。

-プロレスを初めて見たのが石井選手と柴田選手のNEVER無差別の王座戦。デビュー戦でその同じベルトを獲得しました

ウルフ 夢にも思っていなくて感無量です。

-プロレスの難しさは感じたか

ウルフ 柔道はただ対戦相手に集中して戦っていたけど、プロレスは大勢の観客が力になると感じた。

-(棚橋の必殺技)ハイフライフローは棚橋から伝承したのか

ウルフ 自分で練習しました。棚橋さんに許可はもらいました。棚橋さんのハイフライフローを自分のものにしたいと思います。

-パワースラムも決めました

ウルフ 練習してきたのでどこかで出したいと思っていた。もっと高さを出して衝撃を与えるスラムができたらと思った。

-東京ドーム超満員の中でのデビュー戦でした

ウルフ これだけ大勢の人たちが見てくれた中で試合をしたのは人生で初めて。とても大きな経験になりました。

-ウルフコールも沸き起こりました

ウルフ うれしかった。体に力が入らなくなったときに、意識とは別のところで体が動こうとする感覚があった。

-入場前に柔道男子日本代表監督の鈴木桂治さんが、和太鼓をたたいて送り出す演出がありました

ウルフ 柔道界の大先輩が僕のことを送り出してくれるのは力になる。僕のバックボーンは柔道なので、応援してくれるのはすごく力になる。これからも関係を続けていきたい。

-棚橋の引退興行でのデビュー戦でした

ウルフ 棚橋さんが引退する日に僕がデビュー。本当に偶然で、運命的なものを感じた。棚橋さんが最後に残してくれるものを目に焼き付けて、これからのプロレスラー人生の糧にしていきたい。

-身近な夢と大きな夢を教えて下さい

ウルフ 身近な夢はプロレスラーとして日々成長していくこと。大きな夢はIWGPの世界ヘビー級のベルトを取ることです。

-目標とする選手は

ウルフ 全選手より上にいきたい。一番になりたい。同級生でもあるTAKESHITA選手とは戦ってみたい。