2026年が幕を開けた。様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の昨年を、都道府県別に振り返ってみたい。 高知県では…
2026年が幕を開けた。様々なトピックスで熱く盛り上がった高校野球界の昨年を、都道府県別に振り返ってみたい。
高知県では、剛腕が夏の主役を演じた。高知中央の151キロ右腕・堅田 徠可投手(2年)が、決勝で明徳義塾を破って、2年ぶりの夏甲子園出場を決めた。同点で迎えた8回に1点を勝ち越すと、堅田は自己最速の151キロをマークするなど、2失点完投勝利で優勝に導いた。
夏甲子園デビューとなった綾羽(滋賀)相手の初戦では右人差し指に血豆ができ、先発3回61球、6奪三振、無失点の好投ながらもマウンドを降りた。まだ2年生。150キロを超える総合力の高い投手を目指し、再び甲子園に戻ることを誓った。
試合は延長10回タイブレークの末に初戦敗退。2部制の第4試合で史上最も遅い午後7時49分に試合が始まり、試合終了は甲子園で最も遅い午後10時46分となる激戦だった。
春季大会では、高知が4年ぶり23回目の優勝。2対6で迎えた土壇場9回裏に、一挙5点を挙げるミラクル逆転劇を見せ、7対6で高知中央にサヨナラ勝ちを収めた。
常勝軍団の明徳義塾はセンバツに出場。初戦で健大高崎(群馬)と対決し、延長10回タイブレークの末に1対3で競り負けた。最速141キロ左腕・池崎 安侍朗投手(3年)は好投むなしく聖地を後に。春季四国大会では2完投などの活躍で優勝を収めたが、雪辱を誓って、春夏連続甲子園を狙った夏の高知大会は、決勝で高知中央の堅田との投げ合いに敗れた。
秋季大会は明徳義塾が土佐を破って、2年連続24回目の優勝を決めた。実に13年連続出場となった四国大会だが、準決勝で優勝した英明(香川)に1点差の惜敗を喫し、センバツ当確1歩手前で敗れている。
好投手の登場で盛り上がった昨年。今年の高知では、どんな好投手が出現するのだろうか。