<新春インタビュー>プロ2年目を迎えるコンサドーレ札幌MF木戸柊摩(22)がチームの中心となる覚悟を示した。ルーキーイヤ…
<新春インタビュー>
プロ2年目を迎えるコンサドーレ札幌MF木戸柊摩(22)がチームの中心となる覚悟を示した。
ルーキーイヤーだった昨年は22試合に出場。2月開幕の特別大会「J2・J3百年構想リーグ」を経てシーズン移行する26-27年へ、リーグ戦初得点を含むゴール&アシスト合わせて2ケタを目標に掲げた。【聞き手=保坂果那】
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-25年を振り返って
木戸 正直、大学とプロは全然違った。プロサッカー選手としての覚悟や試合の重みが、相当な覚悟でやらないといけないなっていうことに気づかされた。
-プロと大学の違い
木戸 プレー強度や質の違いはもちろんあるけど、プロサッカーはファンやサポーターがあっての競技。お金を払って見に来てくれてる中でファンやサポーターも1試合1試合かけている思いがある。そういう思いを背負わなきゃいけないっていうのがプロサッカー選手。そういう意味でまるで違う。
-シーズン前半戦は
木戸 どうしても最初はふわふわした気持ちもあったんじゃないかなと思う。目標だった開幕スタメンを達成できたことはプラスに捉えたいけど、シーズン前半戦は個人としてもチームとしても思うような結果や内容が出せずに、自分の人生の中でも本当に苦労だった。
-6月18日天皇杯2回戦ではプロ初ゴールを決めた
木戸 天皇杯のゴールをきっかけに自分の中で何かをつかんだというか、少し自信も出た。そこから自分のプレーを徐々に出せたっていうのはある。でもなかなか結果にはつながらなかった。26-27年にJ1昇格を決めるっていう明確な目標がある中で、それを達成できるように自分が今年はもっと引っ張っていきたいっていう覚悟ができた。
-つかめたものとは
木戸 自分の持ち味は攻撃の部分。前半戦は出せなかったけど、後半戦はどんどん出していけた。自分の課題だった守備の部分でも成長したと思う。そこにボールを取って来たりってところが徐々に良くなってきた。いつもボランチで隣にMF高嶺朋樹君がいる中で、すごいいいお手本で、練習でも試合でも学ぶことが多かった。そこからいいものを吸収できた。
-アドバイスを受けた
木戸 試合前に「どんどん積極的にチャレンジしていこう。思い切ってやろう」っていうのは言ってくれていた。
-プロでは人生初の控えも経験
木戸 ベンチが続くっていうのは、自分の人生の中では今までなかったので、1つの挫折。乗り越えなきゃいけない道を通ったので、そこで腐らないっていうのはもちろん、しっかりやり続けることは本当に大事。ネガティブになり過ぎず、ポジティブに捉えてやり続けた。
-シャドー(1・5列目)やボランチでプレー。ポジションについて
木戸 ボランチが一番自分の中でフィットしてるかなと思った。26年もボランチで勝負したい。
-川井健太監督の新体制で臨む百年構想リーグからの26-27年シーズンの抱負は
木戸 僕はもう23歳。高卒の2年目とは訳が違う。コンサドーレを代表する選手になるっていう目標がある中で、自分が引っ張っていける存在にならなきゃいけない。25年は朋樹君が2ケタゴール(10得点)取ったけど、ボランチであれだけ得点やアシストというチャンスメークできるのはチームとしてもプラスでしかない。目に見える結果っていうところは出していきたい。ゴールとアシスト合わせて2ケタは絶対取っていきたい。
-百年構想リーグの位置づけは
木戸 チーム的にもいろいろ試すことが多いと思う。この半シーズンっていうのは本当に大事。1年でJ1に上がれるようにって準備の期間を大切にして、チームづくりをしっかりしていく。
◆木戸柊摩(きど・しゅうま)2003年(平15)1月2日、札幌市生まれ。10歳でサッカーを始め、札幌U-15、同18から大体大。大学2年時だった23年3月に2季先の札幌入りが内定。特別指定選手に登録され、ルヴァン杯でJ公式戦デビュー。25年に札幌入り。J2・22試合出場無得点。天皇杯では1試合出場1得点。170センチ、63キロ。利き足は右。