ディアスの負傷はまさに悪夢だった(C)Getty Images 3月に開催を控えるワールド・ベースボール・クラシック(W…

ディアスの負傷はまさに悪夢だった(C)Getty Images
3月に開催を控えるワールド・ベースボール・クラシック(WBC)へ向け、各国の代表メンバー選出が進められている。すでに多くの大物メジャーリーガーが出場に名乗りを上げ、それぞれのチームで豪華ラインナップが揃ってきており、開催が迫る中でファンの期待も高まるばかり。だがその一方では、複雑な想いを抱き、大会と向き合う人々も存在するようだ。
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「クイーンズの熱心なメッツファンにとって、WBCは純粋に楽しめるイベントとは言い難い」
そう訴えているのは、メッツ専門サイト『FANSIDED Rising Apple』だ。同メディアは、前回の2023年大会にプエルトリコ代表として出場した、エドウィン・ディアス(現ドジャース)の負傷が今もメッツファンにとって“トラウマ”であると伝えている。当時メッツ所属だったディアスは、1次ラウンドのドミニカ共和国代表戦で最終回に登板、3者連続奪三振でセーブを記録し勝利に貢献。しかしその直後、チームメイトとの歓喜の輪の中で、右膝腱を断裂するという重傷を負った。それ以降の大会出場はおろか、メッツでの23年シーズンも欠場となり、戦列復帰まで1年を要している。
同メディアは、多くのメッツファンにとって前回のWBCは、ディアスが“悲劇”に見舞われた大会として記憶されていると説いており、「レギュラーシーズン前に彼らのプレーを見られるのはクールか?確かにそうだ。しかしメッツファンの頭の中では、それ以上にケガのリスクが大きくのしかかっている」と主張。
また、ディアスの負傷は、「悲劇だったが偶発的な事故だった」と振り返っている他、「WBCのせいにすることはできないし、実際にはスプリングトレーニングやオフシーズンのワークアウト中に負傷する可能性の方が高い」とも指摘する。
それでも同メディアは、来季への戦力強化を行っているメッツの今オフの動きを踏まえ、「2026年に向けてチームが新たな一歩を踏み出そうとしている中で、再び主力選手がWBCで負傷するような事態が起きれば、これ以上ないほど胸が痛むだろう」などと見込んでいる。
すでに今回もメッツ所属選手では、ノーラン・マクリーンとクレイ・ホームズの米国代表入りや、フランシスコ・リンドーアのプエルトリコ代表主将としての大会参加が発表済みだ。さらに、主軸であるフアン・ソトのドミニカ共和国代表入りも有力視されている。3年前に“悪夢”を目の当たりにしたメッツファンは、今年の3月も大きな不安とともに日々を過ごすことになるのかもしれない。
[文/構成:ココカラネクスト編集部]
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