◆第75回中山金杯・G3(1月4日、中山競馬場・芝2000メートル、良) 26年の中央競馬が4日、開幕し、東西で伝統のハ…

◆第75回中山金杯・G3(1月4日、中山競馬場・芝2000メートル、良)

 26年の中央競馬が4日、開幕し、東西で伝統のハンデG3が行われた。第75回中山金杯(中山)は5日に40歳の誕生日を迎える津村明秀騎手=美浦・フリー=が、7番人気のカラマティアノスを鼻差で重賞初Vに導いた。

 同じサンデーレーシングの勝負服がぴたりと並んだところがゴールだった。先に抜け出したカラマティアノスに迫る1番人気のアンゴラブラック。写真判定の結果は、わずか2センチの差で7番人気の4歳馬に軍配が上がった。津村は「ゴールした時は全然分からなかった。坂を上ってちょっと鈍りましたけど、何とかもってくれという気持ち」と必死の鼓舞で大きな勝利を手にした。

 先行策が復活の足がかりになった。近走は思うようなポジションを取れずに4戦続けて2ケタ着順。「最近は後ろの競馬で結果が出ていなかったので、いいポジションを取りたいと思っていました。馬も応えてくれて、いいポジションを取れたのが最大の勝因」と初コンビの鞍上はイメージ通りのレース運びで一発回答を決めた。

 例年は金杯デーの1月5日が誕生日の津村。「なかなか誕生日で金杯を勝てていないので、次は誕生日に金杯を勝てるように頑張りたい」。6日開催の中山金杯(リカンカブール)を制した24年は、ヴィクトリアマイルで待望のG1初制覇を飾った。40歳前日、幸先いいスタートに笑顔があふれた。(浅子 祐貴)

 ◆カラマティアノス 父レイデオロ、母ダンサール(父ハーツクライ)。美浦・奥村武厩舎所属の牡4歳。北海道安平町・ノーザンファームの生産。通算10戦3勝。総獲得賞金は7916万6000円。重賞初勝利。馬主は(有)サンデーレーシング。