<全国高校サッカー選手権:尚志1-0帝京長岡>◇4日◇準々決勝◇浦和駒場尚志(福島)が帝京長岡(新潟)を1-0で下し、7…

<全国高校サッカー選手権:尚志1-0帝京長岡>◇4日◇準々決勝◇浦和駒場

尚志(福島)が帝京長岡(新潟)を1-0で下し、7大会ぶり、3度目の準決勝進出を決めた。後半21分にFW臼井蒼悟(3年)が2試合連続となる決勝弾を放った。同校の最高成績4強に並び、10日の準決勝では高校総体準決勝で敗れた神村学園(鹿児島)と対戦する。雪辱を果たし、初の決勝の舞台を目指す。

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背番号「7」がまた、浦和を湧かせた。後半21分、センターライン付近でMF田上真大がボールを奪い、FW根木翔大(いずれも3年)へパス。根木はドリブル突破しながら「蒼悟なら決めてくれる」と絶妙なパスを送る。そして、ゴール前の臼井が右足で力強く決め切った。

「いいシュートが打てなくて迷惑をかけていると思っていた。次は絶対決めてやろうと思っていたので決め切れて良かった」。3回戦・神戸弘陵(兵庫)戦では後半追加タイム4分に決勝ゴール。しかし、その前にヘディングシュートを打った迫田悠聖(2年)のゴールとアナウンスされ、場内インタビューも迫田が対応していた。「迫田が決めてもうれしいですし(笑い)」と臼井は言い、その後互いに「ナイスプレー」と声をかけ合ったという。この日はしっかり、インタビューで歓声を浴びた。

今大会3ゴール目の臼井だが、ゴールへの執念を高める仲間の存在がある。FW根木、MF田上とはプリンスリーグでも得点王を競い合ってきた。「お互いに刺激をし合う事によって、チームの攻撃的サッカーが良い方向に向いている」と手応えを示している。今大会でも根木が2ゴール、田上が3ゴールと攻の要として存在感をみせている。

次戦は国立のピッチで、初の決勝の舞台をつかむための大一番に挑む。臼井は「厳しい戦いになると思いますが、自分たちのサッカーは変えずにもっとハードワークをしていきたい」と力強く話した。【高橋香奈】