リアル過ぎる初夢に闘志をかき立てられた。ソフトバンク周東佑京内野手(29)が4日、みずほペイペイドーム内で本格的に始動し…
リアル過ぎる初夢に闘志をかき立てられた。ソフトバンク周東佑京内野手(29)が4日、みずほペイペイドーム内で本格的に始動した。初夢に登場したのは、今オフ日本ハムへ移籍した有原航平投手(33)。一緒に美酒を味わった昨季の日本一仲間とは、3月27日からの開幕カード3連戦(エスコンフィールド)で対決するかも知れない。真剣勝負を楽しみにしている。
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元日の朝、周東は夢の中で現実を実感した。
周東 初夢は…。ペイさん(有原)がエスコンで投げていました
敵地エスコンフィールドのマウンドで投げている姿を、ベンチから見ていたという。「年間180イニングぐらい投げる投手なので、(移籍で)抜けたのは痛いですけど」。ホークスの3年間で毎年2桁勝利を挙げ、通算38勝の大黒柱は、今季は古巣日本ハムへと帰っていった。
だが周東は真を向いた。「僕、結構打ってるイメージあります」。メジャー挑戦前の19年、20年の2シーズンで対戦。育成から支配下登録されたプロ2年目の19年は1試合で3打数無安打だったが、20年は3試合いずれも安打を放ち、通算11打数4安打、打率3割6分4厘をマークしている。「でも、あの時は力のない打者には、めちゃくちゃ軽く投げてた」。当時は売り出し中だったが、まだ主力扱いされていなかったと感じている。
経験を重ねてきた周東、円熟味を増した有原。2人の立ち位置もプロの技も進化している。「ガチで来られたらうれしいですね」。3年間主力として一緒に戦ってきた今なら“本気モード”で有原も投げてくるはず。「内角に来ますかね」と目を輝かせる。中堅手の位置から見てきたカットボール、ツーシーム、フォークなど多彩な変化球の軌道もイメージしながら、快音を奏でにいく。
いきなり3月27日からの開幕カード3連戦(エスコンフィールド)で対戦する可能性も十分ある。日本一連覇、3年連続リーグ制覇のためには、有原という大きな壁を攻略しなければいけない。ベンチだった初夢を打席に置き換えての正夢で、攻略の口火を切りたい。
年明けの本格始動となったこの日は約2時間のトレーニングで汗を流した。5日からは南国の離島に移動して自主トレを行う。プロ9年目のシーズンがスタートした。【石橋隆雄】
◆周東佑京(しゅうとう・うきょう)1996年(平8)2月10日、群馬県生まれ。東農大二3年夏の県大会ではエース高橋光成の前橋育英に敗れ準優勝。東農大北海道オホーツクでは14年明治神宮大会、15~17年全日本大学選手権出場。07年育成ドラフト2位でソフトバンク入団。昨年は27盗塁でウエスタン・リーグ盗塁王。今年3月に支配下選手登録された。179センチ、67キロ。右投げ左打ち。
【周東対日本ハム有原】
▼19年
7月17日(北九州)
9番・二塁
<1>左飛
<2>左飛
<3>空三振
3打数0安打、打率0割
▼20年
7月24日(ペイペイ)
9番・二塁
<1>右安
<2>捕ゴ
<3>中安
8月29日(ペイペイ)
1番・二塁
<1>遊ゴ
<2>捕安
<3>空三振
<4>空三振
10月3日(ペイペイ)
1番・二塁
<1>空三振
<2>捕邪
<3>投ゴ
<4>左安
11打数4安打、打率3割6分4厘
通算14打数4安打、打率2割8分6厘