今季限りで現役引退する西武の栗山巧外野手(42)が4日、始動した。プロ25年目の始まりは、時の鐘が響く埼玉・川越。「くす…

今季限りで現役引退する西武の栗山巧外野手(42)が4日、始動した。プロ25年目の始まりは、時の鐘が響く埼玉・川越。「くすのきスポーツフェスティバル」で「記憶にないくらい久しぶり」という餅つきにも参加。100人超のファンに囲まれて照れながらも「ヨイショ!のかけ声が気持ち良かったっすね~」と白い歯を見せた。

予定は未定だった元日に「そこは素振りっすよ」と始動。この日はきねを振る。少年少女のスポーツを見つめ、握手を何度も求められ、時が動き出した。「いつも通りです」と深い感慨はない。2月は中村剛、炭谷らと高知・春野での2軍キャンプスタートが内定。「ケガしないような準備を」とじっくり作っていく。

「天気、どんな感じなんですかね?」と気にする。昨年2月、春野に雪が舞った。調整ペースにも要工夫で、寒さはプロ野球選手の天敵だ。今年は意外な追い風が。所沢の室内練習場が現在工事で閉鎖中。1月の打撃練習は海抜118メートル、底冷えのベルーナドームに限られる。「(2月の)寒さ対策として、ありっすよね」。ポジティブだ。

12月下旬には中村剛も白い吐息で打った。伝え聞いた栗山は「まじっすか!?」と負けん気を見せる。「ファンの皆さんに納得してもらえるような、ともに日々を過ごしていけるような1日1日を」と300人の獅子党に誓った。冬、春、夏…秋も絶対に来る。寒かろうが暑かろうが、熱い1年にする。【金子真仁】