米大リーグのジャイアンツで選手育成部門のシニアディレクターのカイル・ヘインズ氏は3日(日本時間4日)、球団でベネズエラに…

米大リーグのジャイアンツで選手育成部門のシニアディレクターのカイル・ヘインズ氏は3日(日本時間4日)、球団でベネズエラに滞在している選手、関係者の大半と連絡が取れているが全員ではないと、サンフランシスコクロニクル紙に語った。ジ軍は多くの同国出身のマイナー選手を抱えており、大規模なスカウティング活動も行っている。

米国による首都カラカスへの攻撃とマドゥロ大統領の拘束があり、3日に予定されていた同国のウインターリーグは中止となった。2月にカラカスで予定されている年次王者決定戦「カリビアンシリーズ」の状況は不明。開催地変更の可能性もある。18-19年シーズンもベネズエラの混乱で他国へ変更されている。

2019年にベネズエラが米国との国交を断絶して以降、米在住のベネズエラ人は出入国が困難になっており、ビザの手続きも複雑化している。このため政権に何らかの変化が起きれば、ベネズエラ人選手の米国入国手続きが簡素化される期待もあるという。現在は米国にベネズエラ大使館がないため、ビザや就労許可を得るため、コロンビア、メキシコ、ブラジル、ベリーズに行く必要がある。

ベネズエラ出身の大リーガーは多く、現役ではミゲル・ロハス(ドジャース)ロナルド・アクーニャ(ブレーブス)らがいる。過去には3冠王ミゲル・カブレラ、名遊撃手オマー・ビスケル、通算2677安打で殿堂入りのルイス・アパリシオ、通算169勝のフェリックス・ヘルナンデスら名選手を多く輩出している。

日本のプロ野球では「ラミちゃん」ことアレックス・ラミレス、元西武のアレックス・カブレラ、元DeNAのホセ・ロペス、元ヤクルトのロベルト・ペタジーニらが活躍した。