<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退>◇4日◇東京ドーム◇観衆4万691…
<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退>
◇4日◇東京ドーム◇観衆4万6913人
IWGP GLOBALヘビー級王者辻陽太(32)がIWGP世界ヘビー級王座を初奪取に成功し、2冠王者となった。日米3団体所属のIWGP世界ヘビー級王者KONOSUKE TAKESHITA(30)とのダブル王座戦に臨み、意地をぶつけ合う激闘を展開。最後は29分20秒、ボストンクラブ(逆エビ固め)でギブアップを奪って勝利。新日本管轄の2本のベルトを「統一」してみせた。
ショルダータックルの応酬、辻がエルボーを繰り出せば、TAKESHITAの逆水平チョップやフロントキックを浴びた。AEWのファンもくぎ付けにするスピード感あふれるセントーン、らくだ固め、トペ弾と次々と繰り出され、辻は劣勢に。それでもコーナートップからのダイビングフットスタンプなどで応戦。競り合いの展開を続けた。すると、対角線から走り込みワガママを狙ったTAKESHITAをカウンターのジーンブラスターで倒し、両足を捕獲してクラシカルなボストンクラブで絞めあげ、ギブアップを奪ってみせた。
試合後、2本のベルトを肩にかけた辻は退場するTAKESHITAを見つめ「お前の目はまだ死んでねえな。やって分かったよ。俺はお前に負けたくない。俺は、このリングで育ってきた。ファンのみんな、新日本の関係者、新日本があったから、俺は今ここにいる。俺が辻陽太だ」と力強く宣言。さらに「このセルリアンブルーのリングは世界最高だ! 俺は胸を張って、このセルリアンブルーのリングで…」と気持ち良く話していたところで、ジェイク・リーに襲撃された。大ブーイングの中、リーのFBS(ビッグブーツ)を浴びてコーナーに倒れ込み、完全にKOされてしまった。
◆辻陽太(つじ・ようた)1993年(平5)9月8日生まれ、神奈川・横浜市出身。小・中学校で野球、高校ではアメフトで活躍し、日体大に推薦入学。在学中に自由が丘駅で棚橋弘至と遭遇したことがプロレスラーを目指したきっかけとなった。16年12月、新日本の入門テストに合格し、17年4月に入寮。18年4月の岡倫之戦でデビューした。21年9月から英国やメキシコへ海外遠征。23年5月の福岡大会で新日本に凱旋帰国。24年3月のNEW JAPAN CUP2024で優勝。8月のG1 CLIMAX34で準優勝。今年IWGP GLOBALヘビー級王座を2度戴冠した。182センチ、103キロ。