◆新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退」(4日、東京ドーム)観衆4万69…
◆新日本プロレス「WRESTLE KINGDOM 20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退」(4日、東京ドーム)観衆4万6913(超満員札止め)
新日本プロレスの棚橋弘至(49)がAEWのオカダ・カズチカとの引退試合に敗れ、26年に及ぶレスラー人生に終止符を打った。今後は新日本プロレス社長に専念し、プロレス界を牽引する。
ラストマッチは33分03秒の激闘。オカダのレインメーカーに沈んだ棚橋は、リングに一人残り引退セレモニーが行われた。
式には、激闘を展開し現在、AEWのジェイ・ホワイト、ウィル・オスプレイが登場し花束を贈った。さらに、ケニー・オメガと同時に飯伏幸太が登場すると棚橋は涙を流した。飯伏とは互いに涙を浮かべ抱き合った。
さらに新日本プロレス同期入門でAEWの柴田勝頼が登場すると棚橋は号泣。柴田は上半身裸になるとチョップをたたき込み、棚橋も応戦した。そして二人は涙を流し抱擁した。
さらに師匠と慕う武藤敬司がリングイン。ファン時代からの憧れだった藤波辰爾が最後に登場し棚橋を抱きしめ、ねぎらった。
記念撮影では、武藤が自らのスマホで自撮りするとほほ笑みがあふれた。
そして昨年5月に新日本プロレスを退団した内藤哲也の新日時代のテーマソング「STARDUST」が流れるとドームは「内藤コール」がわき上がり、現在のテーマソング「El comienzo」がかかり、BUSHI、内藤が登場した。
リングインした内藤はマイクを持ち「俺は武藤敬司選手にあこがれ、そしてあなたを見て新日本プロレスのリングに入門しました」と伝え「去年、退団した俺にまた東京ドームの花道を歩く機会をくれてありがとうございました」と感謝し「戦うことはないけど、この新日本プロレスのリングであなたに会えるその日を楽しみにしているぜ。その日までアディオス」と右手の拳を突き上げると棚橋も一瞬、ためらったが拳をあわせた。
棚橋コールの中、マイクを持った棚橋は「ちょっとしゃべれないから」と制すと「僕が新日本プロレスで夢見た超満員が見られました。ありがとうございました」と感謝し「これからも新日本プロレスの選手は全力で闘っていくので応援よろしくお願いします」とメッセージを贈るとリングを去ろうとした。
ここで「棚橋コール」で観衆が引き留めると、リングに戻り最後のエアギターを3度、披露した。さらに大観衆へウェーブを求めると、ドームに観衆の波が起きた。
最後に引退の10カウントゴングを鳴らし、「棚橋弘至」とコールされ、26年のレスラー人生に終止符を打った。そしてゴンドラに乗りドームを一周し、号泣しながら手を振りファンに別れを告げた。
センターバックスクリーン前のステージに戻った棚橋はマイクを持ち「今、ひとつだけ…僕の中で確信したことがあります。それはプロレスを好きになって本当によかったです。ありがとうございました」と涙。「26年間、最高のレスラー…」とかむと照れ笑いを浮かべ「レスラー人生を送れたのはファンのおかげです。ありがとうございました。完全燃焼やりきりました」と伝えると「東京ドームのみなさま、愛してま~す」と言葉を贈った。棚橋が姿を消すと、ビジョンには棚橋のレスラー人生を振り返る映像が流れ、ファンは偉大な「100年に一人の逸材」との別れを惜しんでいた。
セレモニーは午後7時56分から8時57分まで1時間を超えるロングランの引退式となった。