フィギュアスケート女子で今季限りでの現役引退を表明している坂本花織(25=シスメックス)が、エンジン全開で最後のオリンピ…

フィギュアスケート女子で今季限りでの現役引退を表明している坂本花織(25=シスメックス)が、エンジン全開で最後のオリンピック(五輪)へ突き進む。

4日、名古屋市の日本ガイシアリーナでアイスショー「名古屋フィギュアスケートフェスティバル」に出演。2月6日開幕のミラノ・コルティナ五輪へ「自分自身がこれで大丈夫と思えるぐらいやれば、本番も大丈夫だと思う」と見据えた。

年末年始は心身の充電にあてた。昨年12月下旬の全日本選手権5連覇で3大会連続の五輪代表入りを決め、同30日に滑り納め。大みそかから今年の元日にかけては、祖母の家でマージャンをしたという。「負け続けたんですけど、初めて勝った時に携帯を見たら0時00分でした」。集大成となる2026年を幸先よくスタートさせ「1発目、ありがとうございます!」と豪快に笑った。

そのまま元日は男性アイドルグループ「WEST.」のライブへ行き、2日は午後からユニバーサルスタジオジャパンへ。「リフレッシュにめちゃくちゃなった」と充実した様子だった。

ただ、年末年始を満喫しながらも、2日の午前には“初滑り”でリンクへ。自主的に午前9時45分から練習した。「めっちゃゆっくりな朝練」と言いつつも、みっちり1時間滑り込み。オフモードでも体を動かしてきた。

3日は初詣に行き、おみくじでは「末吉」を引き当てた。「めっちゃ辛辣なことが書かれていて『過去の栄光にすがるな』と。勝負のところも『勝負は避けよ』って」。やや不穏な内容だったが「勝負すると思ったらあかんのや」と発想を逆転。約1カ月後に控える五輪へは「戦いに行くというより、自分のために楽しむ感じでいけばいいんじゃないかな」と思い直した。

目標は前回の銅メダル超えとなる銀メダル以上。「やる気満々で頑張ります! 現役もあと2、3カ月で終わりなので、とにかく悔いのないように、思い残すことがないように、今を生きる、です!」。集大成となる大舞台も、今の自分に矢印を向ける。