<B1:仙台63-93宇都宮>◇4日◇第18節第2日◇ゼビオアリーナ仙台連勝はできなかったが、あらためて成長の跡を見せた…
<B1:仙台63-93宇都宮>◇4日◇第18節第2日◇ゼビオアリーナ仙台
連勝はできなかったが、あらためて成長の跡を見せた。仙台89ERSが昨季王者で東地区1位の宇都宮に63-93で敗れた。最後は30点差をつけられたものの、前半は40-42と互角の戦い。宇都宮から9シーズンぶりに白星を挙げた3日の第1戦同様、地力をつけたことを証明した。
王者を慌てさせた。前日の勢いを持ち込んだ第1クオーター(Q)では、一時10点リードするなど19-15で先手を取る。すると第2Q、宇都宮のエース比江島慎や2季連続リーグMVPのD.J・ニュービルらが、相手コートから激しい守備を展開。なりふり構わずにプレッシャーをかけてきた。
それでも89ERSは1歩も譲らない。渡辺翔太とネイサン・ブースが3点シュートを2本ずつ決めれば、大黒柱のジャレット・カルバーもタフショットでゴールを揺らす。守備でも強度を高めてきた宇都宮にひるむことなく、体を当て続けた。両軍ともにチームファウルを5つ以上記録するなど、まるでチャンピオンシップ(CS)のような緊張感と内容の濃さだった。
後半は点差をあけられたが、司令塔のセルジオ・エルダーウィッチが第1Q途中に負傷し、その後はプレーできなかったことを考えれば悲観することはない。第1戦のあと、宇都宮のジーコ・コロネルヘッドコーチ(HC)は「プレー、コーチング、マネージングとすべての部分で圧倒された」と完敗を認めた。
ダン・タシュニーHC(44)は「宇都宮と良い勝負ができることで、初めて自分たちがCS進出を目指すチームと口にすることができる」としてきた。この2試合でCSに向けて手応えを得たと同時に、まだ足りないものがあることも分かっただろう。リーグ戦折り返しの30試合を消化して17勝13敗、東地区6位。悲願のCS出場に向けて、オールスターブレーク(リーグ戦再開は1月24日)をどう過ごすかが大事だ。