箱根駅伝で史上初の同一チーム2度目の総合3連覇を達成した青学大の原晋監督(58)が、快挙から一夜明けた4日、都内で日刊ス…

箱根駅伝で史上初の同一チーム2度目の総合3連覇を達成した青学大の原晋監督(58)が、快挙から一夜明けた4日、都内で日刊スポーツの取材に応じた。

この日は午前から山登り5区区間新記録で「シン・山の神」となった主将の黒田朝日(4年)ら出走10選手とテレビ番組出演のため外出。夕方に東京都町田市の寮に戻ると、全体ミーティングで大会総括をした。

主催の関東学生陸上競技連盟によると、監督通算9度目の優勝回数は歴代最多となった。総合優勝をした各大学の監督が明記されているのは1964年40回大会以降で、これまで45回大会から5大会連続優勝を含む8回の日体大元監督・岡野章氏と並んでいた。

総合タイム10時間37分34秒も、大会初の10時間40分切り。終わってみれば、記録ずくめの快勝だが、原監督は「本当に記録は風向き、気温、晴れや曇りなどの外的要因によって大きく左右される。往路、復路を含めて非常に天候に恵まれた大会だった」と振り返る。

3日の復路後は、寮に戻って4年生と1日限りの勝利の美酒を味わった。原監督もレース映像を見ながら「部員全員がすごいな、すごいなって感じ」と賛辞を惜しまなかった。

新チームは7日に始動する。新主将を含む幹部については「僕は覚悟しか求めない。キャプテン、寮長、主務マネジャーの三役は学生が決める」とした。

来年は2015年から18年以来となる2度目の4連覇も懸かる。すでに早朝から動き出すライバル校もいるが、「(レースの)次の日に朝から始動みたいな『体育会系あるある』なことをうちは1回もしたことがない」と指揮官。「しっかりと心を切り替えて当たり前のことを当たり前のように1年間やっていくだけ」と話した。【泉光太郎】