<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退>◇4日◇東京ドーム◇観衆4万691…
<新日本プロレス:WRESTLE KINGDOM20 in 東京ドーム 棚橋弘至引退>◇4日◇東京ドーム◇観衆4万6913人
第2試合でIWGP女子&STRONG女子ダブル王座戦が行われ、IWGP王者の朱里(36=スターダム)が12分9秒、朱世界(相手を肩車した状態からマットにたたきつける技)でSTRONG王者上谷沙弥(29=スターダム)から3カウントを奪取。初防衛&2冠王座戴冠に成功した。上谷は2度目の防衛に失敗した。
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朱里は、かつて初代ストロー級クイーン・オブ・パンクラス王座、初代Krush女子王座に輝き、UFCでも1勝するなどMMA、キックボクシングでも活躍した“モノが違う女”。この日も立ち上がりから上谷をアームバーやキックなど得意技で積極的に攻めた。極悪軍団HATEの介入にもひるまず、腕固めで上谷を痛めつけ、最後はバズソーキックの連発から朱世界につなげた。
朱里は試合後会見で「東京ドームという舞台で、超満員のお客さんの前で、こうやって2冠チャンピオンとして勝利をあげることができたこと、本当にうれしいし、この女子の試合を初めて見た人が、女子って面白いなとか、どんどん興味を持ってもらえたらすごくうれしいです」とうれし涙を浮かべながら話した。
大声援を浴びた朱里は「スターダムで、東京ドームで超満員のお客さんというのをやっぱりかなえたいです」と、スターダム単独での東京ドーム大会開催についても意欲を見せた。
昨年のスターダムはHATE一色といっていいほど、悪の軍団に牛耳られた。そんな中、新年早々上谷からベルトを奪ったことは、今後の流れを変える分岐点となる可能性もある。朱里は「絶対に(ヒールとベビーの立ち位置を)逆転させていきます。私たちがスターダムをヘイト一色ではなく、スターダムとしてどんどん今年は突き進んでいきます」と力を込めた。
一方、上谷は敗因について「沙弥様、働きすぎってことだわ。だから、ちょっと明日から有給休暇もらうわ。岡田(太郎社長)大丈夫?」と勝手に有給を取得すると宣言。2・7大阪でスターライト・キッドを相手にワールド・オブ・スターダム王座の防衛戦を行うことが決定的だが「まあ、あの子猫ちゃんなら余裕だよね。まあ子猫ちゃん、毛づくろいでもして待っときな」と捨てせりふを残して会見場から去っていった。【千葉修宏】
◆朱里(しゅり)本名・近藤朱里。1989年(平元)2月8日生まれ、神奈川出身。ハッスルでKG(空手ガール)のリングネームでデビューし、以降はさまざまな団体に参戦。さらにパンクラス、Krushで王座に輝き、UFCでも1勝するなどMMA、キックボクシングでも活躍した。スターダムには20年11月から所属。翌21年には5スターGP優勝、ワールド王座初戴冠を果たした。22年にプロレス大賞女子プロレス大賞を受賞。164センチ、57キロ。