◆第75回中山金杯・G3(1月4日、中山競馬場・芝2000メートル、良) 新春到来を告げる名物ハンデ重賞に14頭が出走し…

◆第75回中山金杯・G3(1月4日、中山競馬場・芝2000メートル、良)

 新春到来を告げる名物ハンデ重賞に14頭が出走し、7番人気でハンデ55キロのカラマティアノス(牡4歳、美浦・奥村武厩舎、父レイデオロ)が重賞初Vを飾った。好位から進め、最後の直線で抜け出すと、ゴール前ではアンゴラブラックの追い込みを鼻差しのいだ。あす5日に40歳の誕生日を迎える津村明秀騎手は2024年リカンカブール以来、2年ぶりの同レース勝利となった。勝ちタイムは2分0秒3。

 同馬は昨年2月の共同通信杯でマスカレードボールに続く2着。クラシックでは皐月賞で10着、日本ダービーで12着に敗れていた。昨秋も10、12着と4戦連続で2ケタ着順だったが、4歳初戦で待望の初タイトル獲得となった。

 1番人気のアンゴラブラック(戸崎圭太騎手)が2着。4番人気のグランディア(横山武史騎手)が3着。2番人気でハンデ54キロのカネラフィーナ(牝4歳、美浦・手塚貴久厩舎、父フランケル)は4着で、連勝は4でストップした。

 単勝は1480円。馬連2-11は2590円。馬単11-2は7650円。3連複2-8-11は5960円。3連単11-2-8は4万5660円となった。

 石川裕紀人騎手(カネラフィーナ=4着)「もう1列前を取りたかったですね。内の馬場の悪いところを通らされて、右にもたれていたというのもあるんですけど、もう少しうまくエスコートできれば、よかったですね」

 柴田善臣騎手(ピースワンデュック=5着)「ゲートのなかで我慢してくれて、いいタイミングで出られました。うまく自分の形で競馬ができたと思います。ただ、最後は右回りで苦しくなると左にもたれるところを見せていました。オープンに入ってから3戦目で、まだまだ力をつけてくれると思うので、これから良くなってくると思います」

 菅原明良騎手(リカンカブール=6着)「積極的なレースを、という指示でした。しぶとく踏ん張って頑張っていました。もうワンパンチですね」

 石橋脩騎手(リフレーミング=7着)「今日はうまくいったと思います。夏に2回乗せてもらって、その2回目のレースは悪くなかったんですが、ちょっと走り切れていないな、と思っていました。今日は『悔いのないように』と先生(藤野調教師)から言われていたし、そこに自分の考えも入れて乗りました。頑張って走ってくれたと思います。あわや4着くらいには食い込めそうで、斤量を背負っていても、しっかりと走ってくれました」

 丹内祐次騎手(マイネルモーント=8着)「いい感じで来たんですけどね。追って伸び切れませんでした」

 原優介騎手(ブランデーロック=9着)「51キロの軽ハンデをもらったので、強いて言えばもう1列前を取れれば、よかったですね。自分の競馬自体はできています。具合自体はいいので、自己条件に戻っていい結果を出してほしいですね」

 矢野貴之騎手(マイネルオーシャン=10着)「想定より位置取りが後ろになりました。並びも悪くて下げざるを得なかったですね。この馬の持ち味を生かせなかったです」

 荻野極騎手(ウエストナウ=11着)「馬込みを嫌う馬で、そこを気にしながらレースをしました。外を回したぶん、体力は使ってしまったんですけど、この形の方が変な気を出さず、最後まで頑張ってくれますよ」

 吉田隼人騎手(ケイアイセナ=12着)「いい枠(1番)を引けたので、それを生かす競馬を考えましたが、他に行く馬もいたのであの形になりました。ただ、控える形になって、1、2コーナーで結構かんでいました。そのぶんもあって勝負どころでは手応えがなくなってしまいました。自分が乗ったのは今回が2戦目ですが、これまで自分の形だといい競馬ができていましたが、重賞だとなかなかそういう形になれないので」

 三浦皇成騎手(シリウスコルト=13着)「射程圏で運びたかったんですけどね。もう少し道中で流れてほしかったです。1、2コーナーで力んでしまい、そのぶん最後の坂は登り切れなかった。斤量も背負っていたので」

 田辺裕信騎手(ニシノエージェント=14着)「ゲートのタイミングが合わなくて、後ろからになってしまいました。今回は休養も長くて、久々も影響したと思います。これを使って変わってくれるといいですね」