ブルージェイズと4年契約で合意に達した岡本和真(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext 巨人から…

ブルージェイズと4年契約で合意に達した岡本和真(C)TakamotoTOKUHARA/CoCoKARAnext

 巨人からポスティングシステムを利用して、メジャー移籍を目指していた岡本和真が、昨季ア・リーグ覇者のブルージェイズと4年総額6000万ドル(約94億円)で契約合意したと、現地時間1月3日にMLB公式サイトなど複数の米メディアが報じた。500万ドル(約7億8000万円)の契約金が含まれ、オプトアウト(契約破棄条項)は入っていないという。

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 一方、ヤクルトから同システムを使い、昨年12月にホワイトソックスに入団した村上宗隆は2年総額3400万ドル(約53億円)。年俸ベースでは村上の方が多いが、契約年数は岡本が2倍、総額も2倍近く上回った。

 ブルージェイズ専門メディア『Bluebird Banter』では、岡本の入団合意の記事を掲載した上で、米データサイト『FanGraphs』でアナリストを務めるベン・クレメンス氏のコメントを紹介。「オカモトはムネタカ・ムラカミのような彗星のごとく現れた超逸材というタイプではないが、ここ3年間の成績だけを見れば、ムラカミより優れた打者だ」と断じている。

 クレメンス氏は「彼は長打力と打率を兼ね備え、三振が少なく、さらに毎年2ケタ台の四球率を記録している」として、ブルージェイズの打撃スタイルに合致する選手だと指摘。「オカモトはブルージェイズが好むタイプの打者だ。打球をしっかり飛ばしながらも、三振を量産しない点が際立っている」と評価した。また、近年は速球への対応力が向上していることも魅力の一つとした。

 年齢は村上より3学年上の29歳ながら、4年契約は巨人時代に発揮してきた安定感への信頼の表れだろう。また、記事では米メディア『The Athletic』の報道にも触れ、あるナ・リーグのスカウトの談話として「ムラカミよりも打撃技術は上だと思うし、守備もわずかに良い」との見解を示している。

 また、岡本は一、三塁に加えて外野も守れるユーティリティー性も武器の一つ。ブルージェイズの一塁には、主砲のブラディミール・ゲレーロJr.が君臨しており、巨人でも主戦場だった三塁での起用が見込まれる。データサイトの『FanGraphs』では早速、ブルージェイズの2026年シーズンの予想スタメンに「7番・三塁」で、岡本の名前を加えた。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]

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