今オフにメジャー挑戦を目指している高橋 光成投手(前橋育英)が4日、移籍が成立せず、前所属の西武に残留する可能性があると…

今オフにメジャー挑戦を目指している高橋 光成投手(前橋育英)が4日、移籍が成立せず、前所属の西武に残留する可能性があると現地メディアが報じている。

 MLB公式サイト「MLB.com」でマーク・フェインサンド記者が「今井がアストロズへの移籍を決めた一方、高橋は西武残留を決断した」と去就について言及。45日間の交渉期限が日本時間5日午前7時に迫る中、来季も日本球界で腕を振る決断を下したと見られている。

 関係者によれば3球団からオファーが届いていたというが、「メジャー移籍ではなく西武と新たな複数年契約を結ぶ」と紹介した。今回移籍が成立しなかった要因として「この契約にはオプトアウト(契約破棄)条項が付帯しており、来季はポスティングシステムではなく、フリーエージェント(海外FA権の行使)として市場に戻ることが可能になる」と説明している。

 交渉期限が迫る中、MLB公式では「高橋は多くの空振りを奪えるタイプではないため、精密な制球力に頼る投球スタイルだ。2025年シーズンの与四球率は6.7%と優秀だったが、奪三振はわずか88個で、奪三振率は14.3%にとどまる。過去11シーズンのNPBキャリアにおいて、奪三振率が20%を超えたことは一度もない。2025年のMLB平均奪三振率は22.2%だった」と課題も指摘されていた。

 高橋は14年にドラフト1位で西武に入団し、ルーキーイヤーから勝ち星を重ねた。19年には自身初の2桁勝利に到達。21年から3年連続開幕投手を務めあげるなど、エースとしてチームを支えてきた。24年には0勝11敗と苦しんだが、今季は8勝7敗、防御率2.98の成績で今井らとともに先発の柱を担った。