1月3日、帯広競馬場で行われた11R・天馬賞(BG1・5歳・ダ直200m)は、西将太騎乗の2番人気、リュウセイウンカイ…

 1月3日、帯広競馬場で行われた11R・天馬賞(BG1・5歳・ダ直200m)は、西将太騎乗の2番人気、リュウセイウンカイ(牡5・ばんえい・松井浩文)が勝利した。2着に1番人気のライジンサン(牡5・ばんえい・大河原和雄)、3着にウルトラコタロウ(牡5・ばんえい・槻舘重人)が入った。勝ちタイムは2:00.6(馬場水分2.0%)。

 各馬一斉にスタートから飛び出し、ほぼ横一線で第一障害を越えていった。道中は下りた勢いからフレイムファーストがわずかに先行するが、後続もほとんど差のない一団に。先頭が頻繁に入れ替わるなか、ホクセイハリアーがわずかに抜け出し第二障害を迎える。

 第二障害ではカフカが障害下で息を入れることなく一番手で登坂を開始。2番手は逆にじっくりと息を入れたホクセイハリアーが続くが、両馬とも苦戦。その隙に力強く腰を入れ登坂したライジンサンとリュウセイウンカイがほぼ同時に障害をクリア。フレイムファースト、体勢を立て直したカフカら3番手以下も続々と下りていく。先頭を行くライジンサンがじわじわとリュウセイウンカイとのリードを広げるが、ゴールまで残り数メートルのところで失速。一気にリュウセイウンカイが差し切ってのゴール。嬉しい重賞初制覇を飾った。

 2着には体勢を立て直したライジンサンが入り、ウルトラコタロウがショータイムとの写真判定の末3着に入った。リュウセイウンカイを管理する松井浩文調教師は、メジロゴーリキで制した2019年以来2度目の天馬賞制覇。また騎乗した西将太騎手は初制覇となる。

1着 リュウセイウンカイ
西将太騎手
「勝てて嬉しいです。ずっとスタートダッシュを意識していたので、上手くいって良かったです。馬場が少し重い感じがしましたが、この馬にとって息を入れることができるちょうど良い馬場だったと思いました。初経験の荷物(重量)でしたがノーハンデで他の馬も同じ条件だったのでやるしかないと思っていました。いつも通りのレースを心掛けていたので、道中はちょうど良い位置取りができたと思います。障害は辛抱強く上がってくれましたし、いつもマイペースに最後まで歩き切ってくれるので頑張ってくれるだろうと思っていました。ゴールに入ってから勝ったことがわかりました。これからも上をめざしていけるよう頑張っていけたらと思います。ありがとうございました」

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松井師「良いお正月を迎えられた」


天馬賞 口取り (C)ばんえい十勝

松井浩文調教師
「ビックリしています。今年はずっと調子が良く、下のクラスから上がってきましたが、まさかノーハンデで優勝できるとは思っていませんでした。馬場が渋めで大変な戦いになると思いましたが、道中は上手く流れに乗ることができました。障害を下りてからもよく最後まで歩いてくれ、騎手も最後まで追いきってくれました。昨年度まで第一障害手前で走るのをやめて遅れてしまう傾向がありましたが、今年度に入ってからはしっかり走ってくれるようになり、障害を下りてからも辛抱強く歩いてくれるので順調に勝つことができてくるようになりました。充実期に入った感じがしました。これからはオープンでの戦いになりますが、馬体重が約1100キロあるので高重量には耐えてくれると思います。期待とともに頑張っていきたいです。良いお正月を迎えることができました。ありがとうございます。これからも頑張ります」

リュウセイウンカイ 63戦15勝
(牡5・ばんえい・松井浩文)
父:アサヒリュウセイ
母:ヤマサンキレイ
母父:ホクショウファイト
馬主:白田信一
生産者:川村貴樹

【全着順】
1着 リュウセイウンカイ
2着 ライジンサン
3着 ウルトラコタロウ
4着 ショータイム
5着 ミチシオ
6着 スマイルカナ
7着 カフカ
8着 フレイムファースト
9着 アヤノダイマオー
10着 ホクセイハリアー