今週の日曜日は、中山競馬場で中山金杯(GIII)が行われます。 過去10年の中山金杯で5番人気以内が上位3頭を独占し…
今週の日曜日は、中山競馬場で中山金杯(GIII)が行われます。
過去10年の中山金杯で5番人気以内が上位3頭を独占したのは16年のみ。それ以外の9回では6番人気以下が馬券に絡んでいます。ここ2年も2着や3着には人気薄が入っていますので、ハンデ戦らしく高配当に期待ができるレースと言えそうです。
ただし、過去10年の中山金杯を勝ったのはすべて5番人気以内の馬。6番人気以下からは勝ち馬が出ていません。直近の傾向から頭で狙うなら人気馬。人気薄を主軸にするならば、馬連や三連複などの馬券種の方がいいかもしれません。
ちなみに、今年の中山金杯で上位人気が予想されるのは、前走のアイルランドT(GII)で2着に好走したアンゴラブラック、デビューから6戦して連対を外していないカネラフィーナ、昨年の中山金杯で2着に入ったマイネルモーント、札幌記念(GII)で好メンバー相手に4着と善戦したケイアイセナ、前走のディセンバーS(L)で終いの脚が目立ったグランディアなどがいます。
はたしてAIはどういった結論に至ったのか。早速ですが、AIに弾き出された注目馬をご紹介します。
◆前回以上の仕上げで初タイトルを狙う
今週の中山金杯でAIが本命に抜擢したのは、上位人気が予想されるアンゴラブラックでした。
週初の本命候補にも挙がっていた本馬ですが、最終追い切りや枠順発表後もその評価に変化はなく、AIも太鼓判を押しているようです。
本馬はデビューから7戦4勝2着2回4着1回。唯一、馬券圏内を外してしまったのはデビュー3戦目のノエル賞(1勝クラス)。この時は爪の不安により、約9か月ぶりの実戦。長期休養明けで本来のパフォーマンスができなかったのでしょう。
その後は3連勝でオープン入り。前走のアイルランドTでは重賞で好走歴のある強敵相手に2着と連対確保。重賞でも十分に通用する能力があることを証明しています。また、新馬戦では2着に敗れていますが、勝ったのは昨年のアルゼンチン共和国杯(GII)で2着に入ったスティンガーグラス。その馬と僅差の競馬をしているだけに、牡馬混合の重賞でも能力はヒケを取らないはずです。
今回は東京から中山に替わりますが、この舞台でも実績を残しているだけに条件替わりに不安はありません。また、今週から中山の芝はAコースからBコースに替わります。先週の競馬を見ると、内の馬場は相当に傷んでいるように映りましたが、今週からコースが替わることでその部分がカバーされます。
アンゴラブラックは先行力を生かした競馬で結果を残していますので、Bコースに替わるのは歓迎材料と言えます。しかも、今回引いたのは2枠2番。この枠ならば距離ロスを抑えた競馬ができます。余力を残して直線に迎えますし、先行抜け出しからそのまま押し切るというシーンがあっても不思議はありません。
状態面も1週前追い切りでウッドコースの併せ馬で先着していますし、最終追い切りも単走ながら軽快な動きを見せていましたので問題はなさそうです。陣営も「前回からさらに良くなった」とコメントを残していますし、前走以上の走りに期待ができそうです。
今回は牡馬、セン馬相手の重賞になりますが、自身の力を出し切れる仕上がりにありそうですし、持ち味である先行力の生きる流れになれば初タイトルも見えてくるのではないでしょうか。