<全国高校ラグビー大会:東海大大阪仰星22-32桐蔭学園>◇準々決勝◇3日◇大阪・花園ラグビー場桐蔭学園(神奈川第1)が…

<全国高校ラグビー大会:東海大大阪仰星22-32桐蔭学園>◇準々決勝◇3日◇大阪・花園ラグビー場

桐蔭学園(神奈川第1)が東海大大阪仰星(大阪第1)に貫禄勝ちし、3連覇まであと2勝とした。前半3分にFB曽我大和(2年)がロングドロップゴール(DG)を決めて先制し、トライやキックで得点を重ね、花園での連勝を「13」に伸ばした。5日準決勝の相手は大阪桐蔭(大阪第3)に決定。史上初となる1大会での大阪勢3校撃破を成し遂げることで、3連覇を引き寄せる。

史上6校目の3連覇を目指す桐蔭学園が、前回大会決勝と同じカードとなった準々決勝で王者の貫禄を見せつけた。

前半3分にFB曽我大和(2年)のドロップゴールで先制。藤原秀之監督も「42~43メートルぐらいはあったんじゃないか」と驚くような正確なキックで先手を取ると、流れるようなつなぎやキックパスの抜け出しからトライを重ねるなど、多彩な攻撃パターンで加点。指揮官が「試合運びは今日が一番良かった。2~3回戦で使っていなかったオプションもちょっとずつ使い始めてきた」と話すまでの納得の戦いで、目標まであと2勝とした。

余裕すら感じさせた王者は、5日の準決勝で大阪桐蔭と対戦する。2回戦の常翔学園(大阪第2)、この日の東海大大阪仰星に続く地元大阪勢全てとぶつかるのは今大会が初めて。聖地での大阪勢との戦いを「ドアウェー」と表現したフッカーの堂薗尚悟主将(3年)は「トライを取った時の歓声が、僕らの時と違う。トライを取られたら流れを全部持っていかれてしまう」と警戒。確かな技術を発揮するためにも、落ち着いた戦いが必要になると強調した。

大阪桐蔭には昨年5月のワールドユース大会で敗れ、藤原監督が「大学生みたいなチームで、白い壁」と評する強敵だが、あくまで狙うは頂点だ。堂薗は「自分たちが体が小さいのは明確なので、相手よりも運動量多く走って、低く速くタックルしていく。自分たちのやるべきことを60分間しっかり遂行できればいい」。完全敵地での3校撃破で自信を深め、王者の地位を守り続ける。【永田淳】