◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール…
◇第102回東京箱根間往復大学駅伝競走復路 (3日、神奈川・箱根町芦ノ湖スタート~東京・千代田区大手町読売新聞社前ゴール=5区間109・6キロ)
往路を制した青学大が復路でも快走し、10時間37分34秒の総合新記録で、史上初となる同一チーム2度目の3連覇(計9度目)を達成した。2日の往路5区では絶対エースの黒田朝日(4年)が1時間7分16秒の圧倒的な区間新記録をマークして優勝を大きく引き寄せた。
小田原中継所を首位の中大と3分25秒差の5位でスタート。4人をごぼう抜きして往路優勝のゴールテープを切った。
15・8キロで黒田朝日の給水係を務めた弟の然(2年)は「その時点でトップを走っていた早大の工藤(慎作)さんと15秒差でした。給水ボトルを渡しながら『前、見えているぞ! 絶対に勝つぞ』と激励しました」と約50メートルの並走を明かした。
前回、青学大先輩の若林宏樹(当時4年)がマークした1時間9分11秒の区間記録を1分55秒も更新。15年に青学大の神野大地(当時3年)は約2・5キロ長い旧コースを1時間16分15秒で走破しており、現コースに換算すると1時間8分55秒前後が「事実上の区間記録」とされていたが、その記録も大幅に更新した。然は「1時間8分前後では走れると思っていましたが、1時間7分16秒は想定外でした。びっくりです」と笑顔で話した。
然は前回大会では16人の登録メンバーに入ったが、今回はチーム17~18番手で惜しくも外れた。来季、3年生となる然は第103回大会に向けて、力強く走り始めている。12月31日の学内記録会5000メートルでは非公認の手元計測ながら13分55秒の自己ベストタイ記録で走った。「来年は必ず箱根駅伝を走りたいです」。偉大な兄を持つ弟はプレッシャーに負けず、きっぱりと話した。