2025年は楽天・西口 直人投手(山本)をはじめ、ルーキーでは阪神・工藤 泰成投手(明桜)など、7人の選手が開幕前に支配…

2025年は楽天・西口 直人投手(山本)をはじめ、ルーキーでは阪神・工藤 泰成投手(明桜)など、7人の選手が開幕前に支配下昇格を勝ち取った。

 各球団の支配下登録状況を見ると、巨人とソフトバンクが63人、オリックスが64人、DeNA、阪神、中日、ヤクルト、日本ハムがそれぞれ65人と半数以上の球団でまだまだ余裕がある。

 多くの支配下枠を残す巨人では、トミージョン手術から復活を目指す代木 大和投手(明徳義塾)、育成5位入団の知念 大成外野手(沖縄尚学)、3年目を迎える宇都宮 葵星内野手(松山工)の3人を早期の支配下昇格候補に挙げたい。

 代木は高卒2年目の2023年に一軍デビューしたが、24年4月にTJ手術を受け、長期離脱を強いられた。2025年7月に二軍で復帰し、先発を中心に4試合に登板した。三軍戦では155キロを計測するなど、手術前よりも球速が上がっており、支配下復帰も時間の問題だろう。

 知念はオイシックス時代の2024年にイースタン・リーグ首位打者、25年は打点王を獲得するなど、すでに二軍での実力は証明済み。春季キャンプやオープン戦で結果を残せれば、早々にチャンスがありそうだ。

 宇都宮は二軍戦で84試合、打率.289、1本塁打、16打点、20盗塁の好成績を残し、二塁守備でも高いパフォーマンスを示した。正二塁手・吉川 尚輝内野手(中京)が10月に股関節の手術をしたこともあり、オープン戦でチャンスが巡ってきそうだ。

 ヤクルトでは193センチの大型右腕・廣澤 優投手(日大三)が筆頭だ。プロ1年目の2025年は二軍で26試合、2勝2敗1セーブ、奪三振率9.23、防御率3.76を記録。シーズン前半に失点がかさみ、防御率3点台後半となったが、シーズン後半からフェニックスリーグ、ウィンターリーグと好投を続けた。最速159キロ・平均153キロのストレートに注目が集まるが、スライダーやチェンジアップといった変化球で多く空振りが奪える。開幕前に支配下を勝ち取り、2026年はブルペンの一角に食い込んでくる可能性も十分にありそうだ。

 パリーグで多く枠を残すソフトバンクは、大卒3年目を迎える宮里 優吾投手(岩倉)、高卒3年目の藤原 大翔投手(飯塚)らに期待がかかる。宮里はウエスタンで17試合、奪三振率8.68、防御率0.48と圧巻の投球を披露。シーズン中の支配下昇格も期待されたが、枠の関係で見送りに。シーズン後半はオイシックスに派遣され、イースタンでも防御率2.48と結果を残している。投手では支配下昇格の筆頭候補になりそうだ。

 藤原は2025年に三軍戦で自己最速を更新する155キロを記録し、二軍デビューするなど、急成長。二軍では2イニングのみとまだまだ実績も少ないが、春季キャンプやオープン戦でもチャンスがありそうだ。

 そのほか、中日では26歳オールドルーキー・牧野 憲伸投手(白樺学園)や高卒4年目を迎える森山 暁生投手(阿南光)、DeNAでは新天地で再起を図る馬場 皐輔投手(仙台育英)らが早期の支配下昇格が期待できそうだ。

※数字は1月1日現在