青山学院大が復路も盤石の走りを見せ、3年連続9度目の総合優勝を果たした。同一校による2度目の3連覇は史上初となる。 復…
青山学院大が復路も盤石の走りを見せ、3年連続9度目の総合優勝を果たした。同一校による2度目の3連覇は史上初となる。
復路に有力選手を残す中大、国学院大、駒大などにも逆転のチャンスがあると見られたが、青学大との差はなかなか縮まらなかった。
復路は変更選手なしで臨んだ。ポイントとなった山下りの6区で、1年生の石川浩輝(長野・佐久長聖高)が区間3位の落ち着いた走り。2位早大、3位中大、4位国学院大との差を広げた。
7区の佐藤愛斗(2年)も区間3位の走りでつなぎ、勝利を決定づけたのは8区塩出翔太(4年)の快走だった。3年連続で同区間を走る塩出は、難所の遊行寺坂も楽々登り切り、小松陽平(東海大)が2019年に出した最も古い区間記録(1時間3分49秒)を4秒更新。3年連続の区間賞でチームに勢いをつけた。
「(区間記録を)狙っていた中で達成できてほっとしている。はじめから積極的な走りができた」と塩出。
青学大は昨年10月の出雲駅伝で7位、11月の全日本大学駅伝で3位と敗れていた。5区の黒田朝日の驚異的な走りといい、箱根に向けての調整ぶりはさすがとしか言いようがない。
大会前に原晋監督は言った。「前回の大会後、『今のままだと箱根で勝てる可能性は0%』と言ったところからのスタートだった。黒田頼みから、黒田を生かせるチームに変わった」。その言葉通りの快勝だった。