「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町) 王者青学大が10時間37分34秒の大会新記録で史上初2度目の3…

 「箱根駅伝・復路」(3日、箱根町芦ノ湖駐車場~大手町)

 王者青学大が10時間37分34秒の大会新記録で史上初2度目の3連覇を果たした。これが9度目の優勝となった。往路新記録、復路新記録、総合新記録の完全優勝となった。

 5区黒田朝日(4年)の異次元区間新による大逆転往路Vの勢いそのままに復路を駆け抜けた。6区に抜てきされた1年生の石川浩輝(1年)が区間3位の57分16秒の快走で、18秒だった2位早大との差を1分34秒に広げて7区へ。7区の佐藤愛斗(2年)も乱れることなく、区間3位の走りで首位を守り、8区の塩出翔太(4年)にタスキをつないだ。塩出は圧巻の区間新記録で3年連続区間賞を獲得。さらに9区では佐藤有一(4年)も区間賞の走りで後続を突き放した。

 最後はアンカーの折田壮太(2年)が力強い走りで大手町のゴールを駆け抜けた。

 原晋監督は選手に抱えられ、優勝回数と同じ9度宙を舞い、5区の異次元区間新で大逆転往路Vに導いた黒田朝日(4年)も宙を舞った。レース後、原監督は「素直にうれしい。就任22年、1年1年の積み重ねの結果。12年で9度の総合優勝。すべての皆さんに感謝申し上げたい」と感無量の様子で語り、「心を込めてやっていけば、青学メソッドは必ず成長する。それに学生たちが答えてくれた」と胸を張り、選手たちの姿を「こんなにも強かったと思うぐらい。惚れ惚れした」と絶賛。“輝け大作戦”は「300%輝きました」と高らかに言い切った。

 “5強”の下馬評、1区16位の出遅れから、終わってみれば圧勝。改めて新緑軍団の強さを示す勝利となった。