『高校野球ドットコム』では多くの中学野球の現場を訪れ、たくさんの球児たちを取材してきた。その中で、数年後の高校野球の主役…
『高校野球ドットコム』では多くの中学野球の現場を訪れ、たくさんの球児たちを取材してきた。その中で、数年後の高校野球の主役になる可能性を秘めた「次代を担う球児」たちにインタビューを敢行。第8回は、世田谷南ボーイズの内田 大樹投手だ。
ボーイズリーグでは毎年、世界少年野球大会に参戦するための、代表チームを選抜しており、今年も全国各地から選ばれた 18 人が世界を相手に戦い、見事優勝をおさめた。
その代表選手の 1 人に選ばれたのが内田大樹投手だ。177センチ、77キロとがっちりとした体格を持ち、サイドハンド気味のフォームから投げ込むストレートは最速132キロを計測(2025年5月時点)。フォームは力感に溢れ、スピード表示以上の迫力を感じさせる。内田自身も「ボールの強さや勢いというのは、一番大事にしています」と話し、ストロングポイントと自覚している。
実際、5月に開催された選考会でも、その強みを存分に生かして、高めのストレートで空振りを奪うシーンが何度も見られた。この結果に内田は、「武器になるんじゃないかと手ごたえを感じることが出来た」と自信を深めているようだった。
選考会での投球が評価され、日本代表へ選出された内田。代表チームでも、決勝戦を含む2試合に先発登板し、チームの優勝に大きく貢献した。
「中学卒業するまでに140キロを超えるストレートを投げたい」と目標を掲げていた内田。達成すればもちろん大きな注目を集めるだろうが、今回の結果だけでも十分、高校野球での活躍が期待される。
そんな内田が、掲げる投手像はハッキリしている。
「マウンドで堂々と投げるのはもちろんですが、応援される選手になりたいと思っています。なので、まずは信頼を得られるように声掛けなど、普段のコミュニケーションから大切にして、応援されるような存在になりたいと思います」
決して大きな夢ではないが、内田の考える応援される、もっといえば周りから愛され信頼される選手になることは勝敗以上に大切なことでもある。思い描くような選手に成長して、甲子園の舞台で快速球を投げ込む姿を見せてほしい。